阪神・山陽シーサイド1dayチケットでぶらり その2 舞子公園駅」の続き。

舞子公園駅を出て海の方へ歩いて行くとすぐに明石海峡大橋が見えてきます。橋の向こうは淡路島。モヤモヤした天気だったのが少し残念。
明石海峡大橋

舞子海上プロムナードで海の上へ出ることもできます。
明石海峡大橋 舞子海上プロムナード

明石海峡大橋の下をくぐって孫文(孫中山)を顕彰する「孫文記念館」へ。孫文記念館の建物は日本最古のコンクリートブロック造りの建物で「移情閣」とも呼ばれており国の重要文化財にも指定されています。中華民国の国父として知られる孫文と日本との関わりについて知ることができる施設です。
明石海峡大橋  孫文記念館

さて、山陽電鉄と台灣鐵路管理局が姉妹鉄道協定を締結しましたがこれには舞子公園駅で起きた出来事が関係しています。

以下、神戸新聞社のサイトより。

今年1月、舞子公園駅(神戸市垂水区)で子ども連れの台湾人カップルが「電車内に携帯電話を置き忘れた」と巡回中の駅員に駆け寄ってきた。日本語が通じず、筆談で聞いて捜していたところ、山陽姫路駅に到着していた車内で見つかった。

「本来なら姫路まで取りに行ってもらうのだが、地理も分からないだろうし」(山陽電鉄)と、舞子公園駅まで携帯電話を運び、手渡した。

 観光客は帰国後、「駅員に感謝を伝えたい」と台湾政府の出先機関、台北駐大阪経済文化弁事処(大阪市)に連絡。同弁事処が山陽電鉄のホームページに書き込みをして、双方の交流が始まった。


もしかしたらこの携帯電話を車内に忘れたカップルは孫文記念館へ行こうとしたのかもしれません。何か不思議な縁を感じます。

その4に続きます。