いよいよ4月5日から5月31日まで長野市の善光寺で7年に一度(正確には開催年を1年目として数えるので6年に一度)の「善光寺御開帳」が開催されます。

御開帳とは…(善光寺御開帳のサイトより転載)
数え年で七年に一度、秘仏である御本尊の御身代わり 「前立本尊」(鎌倉時代・重要文化財)を本堂にお迎えして行う「善光寺前立本尊御開帳」。 仏都の春、御仏とのありがたいご縁が生まれます。

御開帳期間中の参拝客数は前々回の2003年が628万人、前回の2009年が673万人と回を追うごとに増加しており、今回は北陸新幹線の長野~金沢間が開業したこともあるので700万人を突破するのではないかとも言われています。

多くの参拝客が訪れるので特に大型連休の期間中は長野市街地が大渋滞になります(特に上信越自動車道長野IC~川中島古戦場~青木島~【丹波島橋・県庁通り】~信州大学教育学部前の区間)。元地元民からのアドバイスですが車で善光寺を目指すのはやめた方が良いです。善光寺の駐車場は善光寺本堂の西側~北側、つまり裏側にあります。駐車できる台数もあまり多くはないので入庫待ちの行列が酷くなります。

やっとの思いで車を駐車できたとしても前立本尊と善の綱で結ばれた回向柱に触れるためには本堂の南側に向かって伸びる行列に並ばなければならず歩く距離が長くなってしまいます。行列は三門(山門)を越えて仲見世通りまで長くなる時もあります。前回は回向柱に触れるのに最大3時間待ちになりました。

ですので、車で来られる方は市街地にある駐車場に車を置いて徒歩、あるいは公共交通機関で善光寺を目指すのが良いでしょう。長野駅善光寺口のりば①と善光寺大門を結ぶアルピコ交通の路線バスが多数運行されています(10・11・16・17系統)。また、善光寺口のりば④若しくは⑦から市街地循環バス「ぐるりん号」を利用しても良いです。何れの路線も所要時間は約10分で運賃は大人150円、小学生以下80円です。
週末や大型連休の期間中は郊外の臨時駐車場に車を置いてシャトルバスで善光寺に向かう「パークアンドライド」も実施されます。

長野駅から善光寺までは約2kmですので大人の足なら歩いても30分位でしょうか。昭和通りから北側の門前には面白い商店やカフェなどが立ち並んでいますので市街地を散策しながら善光寺に向かうのも悪くないと思います。

自分も来月日本へ一時帰国するのでその時に善光寺へ足を運ぶと思います。
2009年善光寺御開帳

最後にもう一度…
善光寺御開帳の開催期間中、特に週末や大型連休の期間中は車で長野市に来ない方がいいです。