お久しぶりです!
新年度のセラピーが始まり、久しぶりに会う子どもたちの成長に胸躍らせている日々です。
又、初めましてのお子さんとの嬉しい出会いもたくさんあり、新しい季節を実感しております。
さて、好評(?)の、長年不登校を貫いてきた、A君のその後のおはなしです。
A君はもう5年以上髪を切っていなく、髪の毛が腰ほどの長さになっていました。なのでお風呂上がりや寝起きの髪の毛のケアが毎日すごく大変なので、できれば切ってもらいたいと親御さんは思っていました。でもA君に髪の毛を切ることを誰がどんな形で提案しても、拒否し続けています。長年髪を伸ばし続けたことで、彼の中で「髪を決して切らない」というルールができ、これまで克服してきた様々な課題と同じように、そのルールに捕まりに逃げることが出来ない状態になっていたのです。
そこで今回、「髪の毛を伸ばすことをやめる」ことに焦点をあてプログラムを考えていきました。
いきなり髪の毛の話をすると抵抗が激しいことが分かっているので、いきなり髪の毛の話題はだしません。
まず、「気分転換にゲームをしよう!じゃあね~どんなお仕事知っているかな?ゲーム」と言い、紙に順番に知っている職業の名前を書いていきます。
「え~そんなの知ってるの~?!すご~!」などとたくさん褒めて盛り上げ、次に出た職業に対し、「これってどんなお仕事?」ときき説明プラスアクションで理解を深めます。
その職業の中に私が「床屋さん」をいれておき、「じゃあ、次の床屋さんってどんなお仕事かな?」と聞き、答えてもらい、「じゃあやってみよ!まずはA君床屋さんになってね」でA君に私の髪の毛で床屋さんの真似をやってもらいます。とても上手に出来ていて、最後に「じゃあ、実際に少し切ってみようか!」といって私の髪の毛を数本切らせました。
、、、、ジョキ、、、、よし、きれた。
ここまできて、A君の中で出来ていた強固なルールがほとんど崩れていることを感じていました。
次に、「じゃあ次は先生が床屋さんの番!」
今A君がやってくれたことと同じことをやります。
そして最後には実際に、「ジョキ」
わーーーーい!克服。
数本切っただけで克服?と思うかもしれませんが、A君の場合、これまでもたくさん自分自身でルールを作ってきていましたが、それを崩すお手伝いを少しするだけで「だだだダーーーン」と音を立てて一気に崩れるんです。なので、この「ほんの数本切れた」でA君のこだわりが完全に崩れていることが今までの経験から分かります。
案の定、その後髪を切る抵抗が「今までの激しい抵抗はなんだったの?」というぐらいなくなり、なんとその次訪問したらA君の髪の毛が肩ぐらいの長さになっていました・・・!!!!!!
親御さんが切ったそうです。でも、男の子の髪型に切るのは難しいので、まだショートカットにはなっていません。
でもお風呂上がりや朝の準備は大分になったそうです!よかった~^^
髪の毛を切って、大人っぽくなったA君。
次は「通学の頻度を上げるに取り組みたいので、登校介入です。
すごく楽しみです。
その様子もまたブログにかけたらと思います。
では、素敵なゴールデンウィークをお過ごしください^^