まだ医学が発展していない頃。

 


病気の治療は祈祷師などに委ねられていました。

 

 

しかし、植物には病気を治療する力があることが分かってからは、「薬」というものが開発されるようになり今では一般的な西洋薬はもちろん、漢方薬などの薬がおおくのかたの病気に貢献しています。

 

 

植物療法の歴史はアロマを学ぶと見えてきます。

 

 

 

そもそも薬は植物が作り出した成分を単離したことから開発されています。

 

中世ヨーロッパで死の病とされたペストの治療に当たった医師が感染しなかったのには植物やスパイスを使っていたからだという説もあり、植物を利用する価値も見出せます。

 

 

薬の起源は植物と書きましたが。

 

 

 


解熱鎮痛に使われるアスピリン(今はほとんど使用されない)はヤナギの樹脂から。
癌性疼痛に使われるモルヒネはケシの実から。
強心薬のジゴキシンはジギタリスから。
最近では抗インフルエンザ治療薬タミフルは八角から採取されるシキミ酸からできています。

 

 

 

 

 

このように薬の起源は植物で、そこで効果があることから薬の合成が始まっているのです。