明確な統計がないので推測にならざるを得ないけど、これは古くて新しい問題と考えていいのかな?
昔から読解力に欠ける人が一定数存在していたものの、ネットのおかげで一気に可視化された可能性が高い。
で、まとめサイトに読解力に関する記事が投稿されてた。
「今週は暑かったのでうちの会社はサンダル出勤もOKだった」というツイッターのつぶやきに対して
「何故今週だけはOKなんだ?」、「サンダル無い人は来るなって?」、「暑いならともかく基本はNGだろ」
といった反応が一定数返ってくるという内容でした。
こうした反応を返してくる人は、「サンダル出勤がOK」というキーワードだけが目に入っていた可能性が高く、前後の文脈は考慮していなかったと考えられます。
昔からそうだけど、ニュースサイトのコメント欄を見ても、明らかに文章を読んでいない人のコメントや、1つのキーワードだけに反応し、
文脈をまったく無視したコメントが無数にアップされている。
文章を読んでいない、あるいは読めていない人が一定数存在しているのは間違いないって思います。
まー、ツイッターは、瞬間的に反応して返信するという役割を持ったツールでもあり、
勘違いによる返信が一定数存在することはやむを得ないことかもしれないけど、文章が読めていないという指摘はこれ以外にも存在している。
ある投資家は、ビジネス上のメールの内容をきちんと読めていない人が多いと自身のコラムで指摘しています。
内容があいまいなまま物事が進むので、実際に会って内容を再確認しなければならず、
これが日本の生産性を引き下げているという。→ → → → これに関してめっちゃ納得 (笑)
この話は、私にも思い当たるフシがあるのですが、私は10年以上、会社員をしてきた経験を持っています。
確かに一部のビジネスパーソンは、業務上のやり取りについて内容を十分に把握できていなかったような気がします。
こうした状態を放置すると仕事に支障を来すため、私は可能な限りわかりやすく説明したり、何かに例えて相手に連想させる的な対策を施していた。
文章の読解力がどのように確立するのかというのは、たぶん非常に奥が深いテーマで、簡単に答えが出せるものではない。
単純に文章を読むテクニックに依存する部分もあるだろうし、論理性の有無といった思考回路の問題も関係してくるはずです。
これに加えてメンタルな影響も無視できない。
感情が先に立ってしまうと、自分の感情やイメージに沿ったキーワードだけを無意識的に抽出し、まったく異なる結論を導き出してしまうことがあるあるだから。
で、実務的には2つのアプローチがあると考えています。
1つは可能な限り、口頭ではなく文書でのコミュニケーションを実施するよう心がけ、慣れていくというもの。
もう1つは、表現や表記の方法を体系化し、可能な限り分かりやすくするというもの。
難しい話を難しく説明することなど、専門家であれば誰でもできる。
現代社会はオープン化が進んでおり、異なる分野の知見をうまくミックスしていかなければ新しいビジネス領域を開拓することはできない。
専門的な内容を専門外の人に適切に説明する能力に欠ける人は、むしろ専門家としての能力が不足していると評価するぐらいの意識改革が必要であるんじゃないか?って思う。
で、もっと実務的な改善を積み重ねて行けば、教育プログラムによって読解力を向上させるといった大きな枠組みを構築しなくても、たいていの問題は解決するはずなんじゃないかな?って思います。
そうなった時に初めてテレワーク(テレビ電話とかインターネット会議のこと)とかが日本でも抵抗ない感じになってくるんじゃないかなと。