あるじゃーのんに花束を 5話&6話 簡潔に雑感!! | きゅーの思い出。

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<5話>

○咲人(やまぴぃ)の知能が急激に成長し始めて、ようやく彼の望む「お利口さん」になりつつあるものの、知性と情緒の成長バランスが取れなくて…という回でした。

これまでは知性も6才、情緒面も6才だったのが、知性が急激に伸びてしまったために情緒が全く追いついてないという…
例えば咲人が遥香(栗山さん)に対して「僕のことを好きか」と問いかるシーン。
遥香は咲人を弟のように可愛がる気持ちはあっても、恋愛としての「好き」という気持ちはない…
にもかかわらず咲人は
「あなたは僕のことを好きだと言ってるし、僕もあなたのことが好きです。これは恋人同士という意味ですよね」
と、めちゃくちゃ一方通行な解釈をしてしまうという悲しいシーンがありました。


「あなたにキスがしたい…」
私「!?!?!?!?(※飲みかけた麦茶を吹く)」
全国のやまぴぃファンの皆さま、生きてますか…(´・ω・`)?

こんな真顔で告ったあとにすねて部屋を出て行って、遥香が探しに行ったら背後から「わぁぁ!!」と叫んで驚かしてました。まだ「さくちゃん」の要素が残ってましたね…(6話の展開を思い出して涙)
決して撮影は順番に撮ってるわけじゃないと思うので、「さくちゃん」になったり「咲人」になったり、やまぴぃホントに大変だったんじゃないでしょうか…


○だんだんどんよりしてきましたが、この2人が出てくるとほっとします。↓


柳川くん。



檜山くん(暗くなってしまった…)


6話、これから放送される7話では咲人と周りとの関係がどんどんこじれていくそうですが、この2人とは最後は仲直りしてほしいです…またこのトリオのぽやーんとした会話が観たい…。


<6話>

○遥香への恋にやぶれたと大ショックを受け、お利口になった自分を迎えてくれると思っていた母親からは拒絶された咲人が「そうか、理性で心に蓋しちゃえばいいや」と感情を抑え、無駄に知性ばっかついちゃったから「今までの自分を周りがどう扱ってきたのか」ということに気づき…と、見ていて心にグサグサくる回でした。
観終わったあと思わず「重すぎる…」とつぶやいてしまった…。

○お利口になった咲人は「前のお前はそんなんじゃなかった」という柳川くんと檜山くんにこう言い放ちます。

「前の僕?ひらがなも書けない、馬鹿で哀れな僕ですか?
周りにそういう人間がいると人は安心するんでしょうね。
自分より明らかに下の人間がいることで、優越感にひたれるから。
自分はコイツより上って、コイツみたいに馬鹿じゃなくて良かったって。だから優しくできるんですよね。
でもそんなのは本当の友達でも仲間でもない。エゴを満たすための偽善です。
図星ですか?2人とも僕が自分より頭が良くなったことが気に入らないんでしょ。
見下す相手がいなくなったから」

うーーーーん…と思わず考えてしまいました。
確かに人間って「自分はあの人よりは恵まれてる」とか「あんな風にならなくて良かった」って感情はどこかしらにあると思うので。
ただ柳川くん、檜山くんに関しては本当に咲人を1人の「友人」と思ってたんじゃないかなぁ…
それは咲人が障がいを持ってるから優しくしてやろうとかそういうのでなくて。
このシーンは見ていて本当に悲しかったです。

○それからラストシーンで学会のステージに立とうとする咲人と遥香の会話も切なかったです。

遥香「私の知ってる咲人さんはもっと純粋で…優しくて…」
咲人「…そして愚かだった…(微笑)」

この咲人のセリフ…もう心にガラスの破片ぐっさぐさ刺されてる気分…泣けるとかじゃなくてひたすら沈んでしまいました…。


さてあと10分で7話です。
どんな結末に向かっていくんでしょうか…楽しみだけど1時間後はまたどよーーんとするんだろうなぁ…( ̄▽ ̄;)