午前九時三十分頃。
平日のその時間に決まって、私の住んでいる家の前を通り過ぎる女がいる。
チョコレートブラウンの長髪にサングラスをかけている。
そして、フレアスカートが女のトレードマークだった。
私はリップフェチだが、同時に、レッグフェチでもある。
特に、ヒラヒラしたスカートから覗く脚が、たまらなく好きである。
どこかの少佐のように、声を大にして演説したいくらいだ。
諸君、私は、女性の唇と脚が大好きだ、とね。
おや?
そこの君は、私のことを変態だと言いたげだな。
だが、それはとんだ御門違いだ。
いいだろう、教えてやる。
そもそも変態というのはね、変態性欲者の略称なんだよ。
変態性欲とは、一般的に通常生活において性的魅惑を生じない、あるいはそう個々人で考えられている行為や状況に対し、性的興奮を覚える心理のことだ。
幼女しか愛せないとか、逆に年増しか愛せないとか、二次元のキャラクターしか愛せないとか、痛めつけられるのが好きとか、逆に痛めつけるのが好きとか、裸をみられるのが好きとか、そういう奴のことを変態と呼ぶのである。
つまりね、ある一つの道をきわめてしまった、言わば“性的達人”のことを変態と呼ぶのだよ。
そこへいくと私は、頭や尻の軽い、シリコンバレーに多く生息しているような女でもウェルカムだから、達人からは程遠いのだよ。
アンダースターンド?
それはさて置き――
その女がね、非常にエロい!
無駄な肉がほとんどない。
身長がもう少し高ければパリコレモデルでしょって思う。
お近づきになりたいものだ。