2019.11.24(日曜日)

今日は今回の旅行の本命、ローマ教皇フランシスコのミサに預かる。私達、夫婦共にカトリック信者なので、今日のこの日はとても!楽しみであった。カトリック信者はローマ法王の事を「パパ様」の愛称で呼んでいるので、ここからはパパ様と書くことにする。

ホテルをチェックアウト。会場である、長崎県営野球場へ市電で行く。この時、雨がポツポツ降りだしていた。市電は、満員である。
市電下車後、案内に従って、会場へ。10時前に会場に着いたが、もう沢山の人が並んでいた。ミサは午後2時からである。席がブロックで指定されている為、そのブロックの中の、できるだけ前列に座る為か。雨は、既にどしゃ降りになってきた。会場に入ってから、コートの上から更にレインコートを着た。そして、指定されたブロックに行き、端の席に。




前の方は、もうすでにいっぱいであった。私達は、スタンド席である。アリーナ席は、まだ、人が少ない。野球場なので、もちろん、屋根はないし、椅子は小さくて、狭い。
雨はますます強くなってきた。このまま、後4時間弱、待たなければいけないのだ。傘はさせないし、人がどんどん増えて来るので、移動も困難。そして大雨。こんな状態に耐えられるのか?途中、人をかき分けてトイレに行った。唯一の雨がかからない場所だ。自分の服を見たら、雨が染み込んでいて、下着まで濡れていた。全く、防水効果も、この雨では効果なかったと言うことだ。
本当に濡れネズミ状態で、体温も奪われ、具合が悪くなる寸前であった。
足元に置いたリュックもびしょびしょであった。


アリーナもだんだん人が増えて来た。

これ以上、我慢できるかどうかの時、何と雲が動き出して、雨が小降りになり始めたのだ。そして、1時過ぎ、司祭団の入場が始まった。この頃、雨が止んだのだ‼️



「あの、大雨はどこへ⁉️」奇跡とも思えるような、太陽の出現‼️本当に晴れてきて、今度は、ギラギラの太陽が眩しくなったのだ。そのおかげで、体温も上昇、衣類も自然乾燥の恩恵に預かった。





そして、歓声と共にパパ様の乗ったカートが入場してきたのだ。
入口で渡された、バチカンの旗を一生懸命振った。
目の前をカートが通った時は、感激した。
そして、ミサが始まった。


モニターに大きく写し出されたパパ様を見て、感動にあふれた。
全てが終わってから、出口で御聖体をいただいた。大雨の事はすっかり忘れていた。
そして、再び、市電で長崎駅にもどり、ここから、空港までのシャトルバスに乗った。
空港で、長崎チャンポンを食べた。


そして、無事、羽田に到着した。