12.17火

鍵を受け取り、ひとまず落ち着いてから、最寄りのバルベリーニ駅へ行った。が、バルベリーニ駅は閉鎖されていた。それで、バルベリーニ広場の噴水を見学。この噴水は、ベルニーニの名作「トリトーネの噴水」である。今回のローマでは、結局バルベリーニ広場へは、この1回しか、行かなかった。駅が使えないのだから仕方ない。
トリトーネの噴水
 
そして、隣の駅のスパーニャ駅へ行った。まず、72時間有効の交通チケットを購入。€18.00。これで、メトロ、バス、トラムも乗り放題。1回90分有効のチケットは、€1.5だから、あまり、お徳とは言えないかもしれないが、いちいち買う手間が省ける。
早速、スパーニャ駅からオッタヴィアーノ駅へ行き、まず、ヴァチカンへ。ヴァチカンのサンピエトロ大聖堂まで、駅から12分位かかる。
そして、厳しいセキュリティー検査を通過して、サンピエトロ大聖堂の中を見学。
 
 
 
サンピエトロ大聖堂の中は、荘厳で素晴らしかった。
 
 
 
 
 
ベルニーニ作の「ブロンズの天葢」
 
 
 
サンピエトロ広場には、椅子が並べられていた。この椅子は、後で何の為かわかったが。 
ブロンズドアの入り口
 
その後、ブロンズドアで、明日の謁見のチケットをもらう。チケットは、日本からファックスで申し込んでおき、その後、返事が来る。その返事を持って、チケットと交換する。


発行された、謁見のチケット。チケットは無料である。

帰りに、出口近くのバチカン郵便局で切手を買いプレゼーピオを見学した。
 
 
等身大の人形で作られている、大きなものだが、飼い葉桶の中には、まだ、幼子イエス・キリストの姿はない。
イタリアでは、クリスマス・イヴに置かれるのが、決まりだそうだ。又、大きなクリスマス・ツリーも飾られていた。
 
この後は、地下鉄でテルミニ駅へ行き、スーパーマーケットのコナドで水、ワイン、朝食用の食材を買い、アパートに戻った。
コナドは、駅の地下にあり、品揃えが豊富で、今回の旅行では、お世話になりそうだ。