今年の作品展に出品したランプ『Atlantis』
製作の様子を、ちょこっと、紹介しますね。
ランプのモールドは、工房オリジナルの物を、レンタルして、使用。
ベースは、先に購入してあったので、
このデザインに合うような、ランプを考えていた。
そこで、ふと閃いたのが、編み編み模様。
私は、この手の、模様が好きで、今までも、ステンドグラスに何回か使っている。
でも、今回は、しっかり、手引き書を買って、描き方を、一から、習った。
その本が、これ
こんなふうに、描き方が載っている。
中は、英語だけど、読めなくても、図解を見るだけで、描ける。
と言う感じで、準備OK。
まずは、モールドを、6分割して、実際、どんな感じになるか、模様を描いた、紙を貼ってみた。
この、模様を考えるのが一番大変。途中、何度も、模様も変更したりしながら、
やっと、モールドに模様が描けた。
裾の模様と、バックのガラスの切り分けを、途中で、変更。
編み編み模様の部分は、青いガラスをサンドブラストして、いる。
トップから、半田で、点付けしながら、付けていく。
この時、フラックスは、ペースト状がいいみたい。
だんだんと、出来上がっていく。ほどほどに出来た頃から、
半田をしていく。
こんな感じで、ひたすら、ガラス・カット、点付け、半田を繰り返していく。
そして、上部の模様の部分が出来たところで、
モールドから外して、光にかざしてみた。
サンドブラストしたガラスとそのままのガラスのコントラストに思わず、「綺麗!」
思ったとおりの感じで、嬉しかった~!
裾模様は、こちらに変更。
裾模様は、黄系、白系、赤系のグラデーションを出したかったので、
ガラス選びに手間がかかった。
最後の2枚になり・・・そこに、ガラスを入れて、まずは、カット、終わり!
この後は、外側を、全部、半田して、モールドから、外す。
内側を見ると、こんな感じ。サンドブラストした、ガラスが、良くわかる。
内側も半田して、やっと、完成!
ランプの作り方は、他にも、色々なやり方がある。これは、ほんの一例。
完成して、灯りを付けると、これまで、大変だった事も、忘れてしまう。
作品展の時は、こんなビー玉で、ディスプレイしてみた。
このビー玉、とても綺麗なので、いつか、ステンドグラスの作品の
一部に使えるかな?
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