フライ”パン”(強力粉の本格編) | みんなで食べるとおいしいねっ。

みんなで食べるとおいしいねっ。

これが我が家の合言葉。
卵アレルギーでも、みんなと同じ、おいしいごはんを。
お母さんは家族の専属シェフ!
卵除去食からおうちメニュー、アウトドア料理まで、ちょっとご紹介。

先日の、食事パン、タイトル変更しました。


薄力粉と、ベーキングパウダーで作った食事パンは、

どちらかというと、スコーンのようなざっくり感で、朝ご飯向き。


今回は、ちゃんとパンです。

いつも、作っているパンをフライパンで焼いてみました。

ふわふわです。

つぶしても、元に戻ります。


卵・乳製品アレルギーで、市販のパンが食べられない方には超オススメ。

失敗しません。


パン


みんなで食べるとおいしいねっ-パン


材料(プチパン6個分):

牛乳……75ml

バター……10g(小さじ2)

ドライイースト……小さじ1

塩……小さじ1/2

砂糖……大さじ1

強力粉……100g

打ち粉……大さじ2くらい


作り方:

1.レンジ可の耐熱容器に、牛乳とバターを入れて、電子レンジ500wで30秒ほど温めて、バターを溶かす。

牛乳の温度は、ひと肌程度。熱すぎはダメです。冷ましてください。
みんなで食べるとおいしいねっ-パン1

2.1に、ドライイーストを加えて、泡だて器で軽くひと混ぜする。ひと混ぜでOKです。


3.さらに、塩、砂糖を加えて、泡だて器で軽く混ぜ合わせる。


4.強力粉の半分くらいを、3に加えて泡だて器でダマができないように10回くらいかき混ぜて、残りの強力粉を加えて、菜箸でグルグルと生地がまとまるように混ぜ合わせる。
みんなで食べるとおいしいねっ-パン3

 ※手でこねません。菜箸にまとわりついていいんです。見た目、粉っぽくてよく混ざってない状態がベストです。

5.軽く蓋をして、電子レンジ500wで20秒加熱する。

レンジからだしてそのまま10分ほど常温で放置する。

みんなで食べるとおいしいねっ-パン2


6.10分ほどたつと、硬かった生地が、膨らんでふんわり柔らかい生地になっているので(1.5倍くらいで大丈夫)、打ち粉をしたまな板などの上に取り出して、掌で軽くつぶしてガス抜きをする。

つぶしたら端っこを中に包むように再び丸めて、6等分に切り、それぞれをつぶして包むように丸める。


7.丸めた生地を、耐熱のお皿に並べて、電子レンジ500w20秒加熱し、レンジから出してそのまま10分ほど常温で放置する。
みんなで食べるとおいしいねっ-パン4


8.ふんわり膨らんだら、

みんなで食べるとおいしいねっ-パン5

フライパンを熱して、うすく油をひき、7の生地を間隔をあけて並べて蓋をし、弱めの中火で5分ほど加熱する。


みんなで食べるとおいしいねっ-パン6

焼き色がついたら、ひっくり返し、ちょっと上からつぶして厚みを薄くし、

弱火にし、蓋をして5分ほど焼き、竹串でさして生の生地が付かなければ出来上がり。


みんなで食べるとおいしいねっ-パン7


何やら、長い工程のようですが、

1~8まで、1時間かかりません。

混ぜて、丸めて、焼くだけ。

発酵時間も、電子レンジで20秒加熱するだけで、たった10分で済みます。


アレルギーで、市販のパンが食べられない家庭にとって、

簡単で時間がかからない調理方法でないと、

デイリーの食事に組み込んでいくことが大変です。

味は、食パンのような、ほのかに甘く、小麦粉の味がします。


普段は、作り方の7番目まで、同じで、

フライパンで焼かずに、180度に予熱したオーブンで15分焼きます。

出来上がりは、ふんわり丸いプチパンになります。


フライパンだと、やっぱり焼きムラができやすくなるので、

マフィンのような形が理想的です。


乳製品アレルギーの場合は、

牛乳→同量の水

バター→サラダ油小さじ2

で代用可です。

あっさりしたパンになります。


アウトドアでは、

水と油で代用し、

電子レンジ加熱はせずに、

暖かい場所に放置し、そこそこの膨らみになれば、次の工程へ進めばOK。

その日の気温とかによりますが、

直射日光を避ければ、25度くらいなら20~30分かな。


このレシピは、

形を変えたり、焼き方を変えたり、

粉を7:3で強力粉と他の粉(全粒粉など)にしたり、

レーズンやナッツを加えたり、

さまざまアレンジすると、

まったく違う味わいで、何種類も作れます。

クロワッサンも作れます。


普段、アレルギーとは無縁の方も、

ホームベーカリーなしでも簡単にできるので、

焼き立てパン、いかがでしょう?


ちなみに今夜は、
みんなで食べるとおいしいねっ-パン8

自家製ベーコンのポトフとフライ”パン”の夕食でした。


作り方は、村上祥子さんのパンレシピをアレンジしたものです。