2020年8月に僕が書いたブログ内容です。
内容は簡単に言うと日本の教育システムがおかしいということです。特に理系の勉強は今ほど(微分積分など高校の難しい数学)いらないのではないか?ということを書きました。
それから1年半ほど経った今の考えとしては、考えが変わりました。僕が間違っていました。浅はかでした。
社会人になると微分積分・三角関数はもちろん、一次方程式を解く機会すら減ってしまいます。だから難しい数学を勉強するより、他の事を勉強した方が良いのではないか?と思っていましたが、数学が要らないというのは極論でありました。
社会に出て、職業によっては四則演算くらいしか使わないという業種もあります。その世界で生きていけば、確かに高等数学は必要ない。ただそれは高度な数学や物理によって出来上がっている社会のシステムの上で生きているからそう思うのであって、例えば、どうやって飛行機は飛ぶのか?、どうやって電気は流れるのか?、など挙げればきりがありませんが、社会の様々なシステムの根幹を知ろうとすればするほど、理系の知識が必要になります。
これから高校に入学するくらいの学生には、理系の勉強を頑張ってほしいと今は思います。