嫌いなものは世の中に山ほどありますが、実は僕の嫌いなものに“女子アナ”というものがあります。アイドル好き=若い女性が好き=女子アナも好き・・・と見られるかもしれませんが、とんでもない。反吐が出るほど女子アナ嫌いなのです。
なんでこんなに嫌悪感を抱いているのかすらわかりませんが、ちょっと思いつくことをつらつらと書いてみます。
まず女子アナというものは何なのか?というところですが、もちろん大昔は“女子アナ”ではなく“女性アナウンサー”であったと思います。“女性アナウンサー”を“女子アナ”に変えたのは1980年代のフジテレビですね。元ヤクルトスワローズの古田さんの奥さんである中井美穂さんあたりからですね。タレント的な扱い方をされ始めました。もちろん本人たちもその容姿と自己顕示欲の強さと能力の高さで局側からの期待に応えたというところはあります。そして高収入の旦那さんをゲットする・・・というところまで現在まで続く女子アナロードを作り上げたのが中井美穂さんと認識しています。
中井美穂さん以前は詳しくないですが、1990年代に入ったころは各局の女性アナウンサーはすでに美女揃いだったと記憶しています。
女子アナになるには、有名大学に入り、そこでミスコンに選ばれる。もしくは学生時代にアイドル活動をしているかモデル事務所に入って活動していると有利になります。つまりは容姿の良い有名大学の女子大生が大量に受験してその中で篩(ふるい)にかけて、残ったハイスペックな女子を採用する・・・というカタチになっています。極端な言い方をすれば女性カーストの頂点みたいな存在になってしまっています。
僕が良くないと思うことは、メディアは世論に大きな影響を与える特殊な仕事だと思いますし、その一翼を担う女性アナウンサーという職業を目指す人を顔が良くないだけで面接も受けさせずにチャンスを与えないというのは間違っている気がするのです。テレビ局の顔採用は行き過ぎだと思います。
ただここは難しい・・・容姿も才能だし、人間の魅力であるのは事実です。
僕の通っていた大学にも女子アナを輩出したマスコミ系に強いゼミがあり、女子アナ志望の子はそこに入っていました。おそらくニュースにはほとんど興味もないような、ただテレビに出てチヤホヤされたい!中井美穂さんみたいにハイスペック旦那がほしい!みたいな人ばかりだったと思います。なんかカチンとくるんですよね。
で僕の言っていることは女性差別だとも思っています。なぜなら今の漢字もあまり読めないカワイイだけの女子アナは、結局は世の男たちが求めた姿でもあり、そういう需要を分かったうえでテレビ局側が採用しているということだと思いますし、タレントになりたい女子アナにしてみれば、テレビ局に女子アナとして採用された方が、芸能事務所に入るより簡単に番組に出れるという需要と供給の一致があります。
もう結構前からになりますが、新人女子アナにアヤパンだのカトパンだのとニックネーム付けてチヤホヤしている風潮が腹が立って仕方ないのですが(笑)。皆さんは女子アナについてどう思っているのでしょうかね?男性陣はやっぱりそういうのが好きなのでしょうか??