さてこの前Microsoft社の入社試験問題を取り上げてみましたが、今日はGoogleの入社試験問題を取り上げてみます。僕も実際にやってみました!

 

 

Q あなたと隣人が同じ日に同じ場所で不用品セールをします。あなたには、100ドルで売れると確信している商品があります。ところが、なんと隣人もまったく同じものを売ろうとしていました。しかも、隣人に聞くと40ドルで売るつもりだということでした。この隣人と特に親しくするつもりがないとして、あなたはどうすればよいでしょう。

 

 

という問題です。

 

 

ビジネススキルを問うているのかな?ということはわかります。

 

 

この文章からは、100ドルで売れることを確信している良い商品を隣人が40ドルという安値で販売しようとしているとのことです。当然100ドルの価値がある商品であっても隣で40ドルで売っていたら100ドルでは絶対にお客さんは買ってくれません。

 

 

じゃあ隣人に対抗して35ドルで売ればもちろん売れるのですが、それはビジネス的には正しくありません。そんなに下げたら利益が減るし、仕入れ額によっては売れば売るほど赤字になるかもしれません。どうにかして本来の100ドルで売りたい。でも40ドルで売ろうとしている隣人が邪魔です。なので隣人には退場していただかなくてはいけません。

 

 

問題文にあるとおり、隣人とは特に親しくするつもりはないので、話し合って場所を移動してもらうことは難しいです。

 

 

ということで・・・回答をいってみましょう!

 

 

A 隣人から40ドルで買って、自分が100ドルで販売する。

 

 

です。これなら隣人も自分が考えている価格の40ドルで販売することができて、自分も予定通りの100ドルで販売することができます。win-winですね。

 

 

これは僕も正解できました!

 

 

物を売るときに値段を下げて安く売るのは誰でもできます。逆に高く売るのは腕の見せ所ですし、この問題は「隣人から商品を買い取るという発想ができるか?」というところがポイントでしたね。