今一番人気のある漫画といえば候補はいろいろありますが、やっぱり「ONE PIECE」じゃないでしょうか。
もう今更少年漫画なんて読まねーよ!という大人の人にも(いや、大人の人にこそ)おすすめしたい傑作漫画です。
「ONE PIECE」はは週刊少年ジャンプで連載中の人気漫画です。主人公は身体がゴムになってしまうというゴムゴムの実をたべたルフィという少年で夢は海賊王になること。一言でいうと海賊漫画なのですが、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」などとは違い、完全にファンタジーの世界の大航海時代を舞台にしています。連載開始は1997年ですからもう22年前です。この時期は黄金期の少年ジャンプの三本柱である「ドラゴンボール」「スラムダンク」「幽遊白書」が終わって、少年ジャンプの人気が右肩下がりになっていた暗黒時代でした。最初からクウォリティが高く大人でも先が気になる展開が続いています。あのクウォリティを22年間も続けるのはとにかく凄いの一言です(もちろん面白くない話もありましたが・・・)。
僕は世代的には「ドラゴンボール」「スラムダンク」「幽遊白書」の方が多感な時期に連載していたこともあり、馴染みがあるのですが、「ONE PIECE」がその三作品を超えたのではないか?と思ったのが2010年あたりの頂上戦争編です。もう当時は僕もいい歳した大人でしたが、毎週ジャンプが楽しみでしょうがなかったです。このあたりが少年漫画的なシナリオとしてはピークでその後は結構重たい展開が続いていて、大人の読者が耐えられるような感じになってきています。
特に最近は権力であるとか大人の汚さ、組織の汚さ、国の汚さ、陰謀、ミステリー、人種差別・・・など思い展開が王道的な少年漫画と上手く融合していて、子供のころからとても多くの漫画を読んできた僕も舌を巻いているところです。
ネタばれになるのでストーリーの詳細には触れませんが、とにかく漫画喫茶などで1~5巻くらいまで読んでみることをオススメします。それでその後も読むかは決めれば良いと思います。食わず嫌いで読んでいない方はぜひ読んでみましょうね!