世の中のほとんどの人は時間を切り売りして働いています。時給、日給、月給などです。今の僕もそうですが。

 

 

ただこの当たり前となっている"時間で働く"という概念について考えてみました。"時間で働く=自分の時間を売っている"ということになりますよね。ただこれだと能力のある人間と能力のない人間の差がつきにくいです。つまり横並びで生活してこれた高度経済成長期のモデルなんですよね、これ。もっと厳しい言い方をすると、ダメな無能人間を救済するモデルなわけです。

 

 

この時間を切り売りするという働き方が給料が上がらなくなってきたバブル崩壊後の日本にふさわしい働き方だとは僕はちょっと思えないです。

 

 

僕は元トップ営業マンであった時代があるのですが、結局のところ固定給料制だったためビリの人より給料が上であったことはないと思います。例えば営業の究極のところは、完全歩合制の給料です。もしあのとき僕の給料体系が歩合制だったらもっと給料をもらっていたはずです。

 

 

大成功している営業マンは完全歩合制で働いていることが多いです。ようは結果だけ出していれば、その他の時間はある程度は好きなように使えます。例えば自己啓発のための勉強に使っていたり、趣味の時間に使っていたりという感じです。

 

 

また投資家などは当たり前ですが、時間給で働いているわけではありません。それこそ完全な成果給みたいなものですよね。日本の人たちは時間給で働くことを必要以上に怖れているのかもしれませんね。

 

 

その成果給アレルギーをなくすためには、僕はちょっとした副業でライターをちょこっとやっています。これは時給ではなくて、記事を納品していくらという成果給の安いバージョンです。つまり時間をかけずにいかにやるかとう能力がないと、どんどん時給換算したときに効率が悪化してきてしまいます。でも自分の能力を上げるためには必要なことだと判断しているのです。時給という概念以外で働くってとっても勉強になるのです。それは投資でもいいですし、せどりでも良いと思います。

 

 

なぜなら、日本の会社のほとんどが壊れかけてきているからです。どの会社もいつ潰れてもおかしくないです。今は本当に会社が利益を出すのが本当に難しいです。今から10年後に存在している会社って業界の大手を除いて少ないはずなんです。日本の99%は中小企業ですからね。そんなときに時間給以外の手段でお金を稼ぐ能力があるって個人にとってとても大切なスキルだと思うのです。