人間の記憶力のピークは10代の頃と一説には言われています。当時はまったく気づかなかったのですが・・・大人になるとわかります。

 

僕は30歳前後から色々と資格試験やら何やらで勉強する機会が増えました。その時に気づいたのが記憶力の低下です。覚えたと思ったことが、記憶として定着していないのです。早ければ翌日か翌々日には忘れてしまう。結構これには苦労しました・・・。

 

つまり大人になると長期記憶ができにくいんですね。勉強したことをできれば翌日、どんなに遅くても一週間後に復習しないと、長期記憶にならない単なる短期記憶で終わってしまいます。

 

大人の受験生ブログなどを拝見していると、やはりベテランの法律系資格試験受験生が大量にいるのですが、多分この記憶の罠というか復習するタイミングを誤っていて、脳内で長期記憶が形成されていなのかなと思っています。だから何回試験を受けても受からないのだろうと思われます。

 

記憶力の維持は自分のタイミングがあるので、覚えたことを脳内に一日しか置いておけない人は翌日の復習を、脳内に一週間置いておける人は一週間後の復習をして、短期記憶を長期記憶にするのが良いと思います。

 

つまり結局は記憶も運動と同じで反復練習で体(というか脳)に自分のタイミングで覚えさせることができれば、あとは必要な勉強時間を確保すれば前進すると思います。それにしても記憶力の低下は大人の弱点ですね~。