会社という組織に属していると、必ずムカつく奴に遭遇する。なぜ世の中にはムカつく奴が溢れているのか?これは本当に疑問ですよね。


僕もなんだかんだで社会人生活も15年を超えました。いっぱい見てきましたムカつく奴。社会人になって最初に遭遇したのが、いじめ大好き人間とその取り巻き連中。思えばこいつらには苦労させられたなぁ・・・。職場で歯を食いしばって我慢して、家で一人で泣いたことも一度や二度ではありません。その当時は結局いじめが会社の上層部にばれて、その首謀者は窓際的な部署移動させられました。それで一件落着した感じでした。


今の会社でもN本という性格最悪な奴います。ただ手ごわいのはそいつが仕事ができるところです(本当にできるかはわからないが、少なくとも会社にはそう思われている)。少なくとも僕にはどう見ても勝ち目がないですね。


僕の経験では人生というのは良い時もあれば悪い時もあります。人生の絶頂を迎えている時は、いつか自分の人生が沈むときがくるなんてのかこれっぽっちも考えないものです。昔の僕がそうでした。そう僕も若い時は結構イヤな奴だったんだろうなと今になって思うこともあります。調子が良いときってどうしても周りが見えなくなるんです。人の心が見えなくなるし、他人を見下したくなる。そしてそんなことに気付くのは、自分が下り坂になったときなんですよね。人間ってのは皮肉なものです。


さて僕が今超絶にムカついているN本氏は今が人生の絶頂期のようですね。周りの人間を見下しまくっています。彼はいつか自分の人生が落ち目になるときがくるなんて考えてもいないでしょう。恐れを知らないといった感じですね。


ただ人間にしろ、会社にしろ、この世に存在するものはすべて"ハリボテ"です。概して中身がない。どんなエリートも政治家も経営者も負け組人間も障害者だって一皮むけば似たり寄ったりの中身です。ただ上手く取り繕っているかどうかの違いだけ。


だから同じ人間に生まれてきたからには、上下関係など目に見えるほどないし、勝敗だって目に見えるほどない。そして誰にでも斜陽に時期は訪れるものなのだと思います。