a-jpnさんのブログ

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桑田佳祐さんは、東日本で起こった3.11の震災に遭った被災者を思い、『TSUNAMI』という曲をしばらく唄わないと決めているそうです。桑田さんの気持ちは思いやりがあってとても素敵だと思います。

ただ、こういう場合はどうだろう。ハリケーンや大雪、突風などという言葉が入った曲。
東日本大震災はとても規模の大きな震災で、津波による死者、負傷者が数え切れないほど出ました。だけど世の中にはいろんな震災で悲しい想いをしている人がいる。そしそういう人たちへの配慮は人数で変わったりするものではないはず。

だから桑田佳祐さんが『TSUNAMI』を辞めるなら、たくさんの曲が自重せざるを得なくなる。

そもそもそんなつもりで作った曲でもないのだから、被災者への気持ちを胸に、これからも唄ってもらいたい。



そして、道路に設置された電光掲示板。『今年の死亡事故5名 全員シートベルト非着用』と書かれていたりするが、これは賛成できません。遺族の方々が可哀想だと思う。
ある大学に、仕事で配達に行った時の事です。

薄暗い校舎の中を歩いているとホールのような場所で、僕のちょうど真横、3mくらい離れたところで男性が「すみません!!」と言いました。

それまで、自分とその男性以外の気配は感じられなく、ん?と思いチラッと見ると男性は、足を止め少し身体を壁のほうに向け、戸惑ったような感じでした。一瞬、知的障害者の方かな?と思ったのですが、そのあと歩き出した彼の手には杖のような白い棒がありました。

視覚障害者の方でした。どうやら壁に肩がぶつかった事を、人にぶつかってしまったのかと思い謝っていたみたいです。そしてその後、なぜか僕はとても切ない気持ちになりました。

目が見えててもきちんと謝れない人がいるのに、あの彼は大きい声で慌ててすぐに謝っていました。
目が見えなくても一生懸命頑張って日々を過ごしているような彼が、視力に障害を持っている事がとても悲しく、不憫に思い、同情したのだと思います。

同情なんてされたくない、不憫なんかじゃない、と彼は思うかもしれないし、自分がそんな事を言える立場ではないのかもという事は感じているのですが、あくまで自分の中だけの事として、自分の目線で思った事を書きました。


今日思ったこの事を忘れたくなかったので、ブログに残す事にしました。(4/26)