二夜明けてようやく落ち着いてきた。
昨日、スノーボードのハーフパイプで決勝があって、観ていたのだけど、これまで2連続銀だった平野歩夢くんが念願の金メダルを取った。
すごかった。
フィギュアと同じく回転と出来栄えを競い合う競技だけど、横回転と縦回転が入り乱れるようなので見ただけでは私にはよく分からない。
解説でフォーティーンフォーティとかトゥエルブシックスとか言われても4回転と3回転半のことだとはすぐ理解もできない。よく実況アナウンサーも、見てすぐに判断できるな。
エッジから5m以上飛び上がってただただ高い、それからぐるぐる回ってる、滞空時間がすごい、素人目にはよく分からんけど少なくとも自分には出来そうもない、ただすごいという感想しか出ない。
レジェンドのショーン・ホワイト選手と平野くんが演技後互いにたたえ合う姿に、何の関係もない私ですら涙があふれた。戦う相手があってこそ自分が輝けるのだ。選手同士がリスペクトしあう。本人たちは狙ってやっている訳ではないのだろうけど、これぞスポーツマンシップ。
前回金メダリストのショーンが4位でその背中を追ってきた平野くんの姿が、羽生くんと、フィギュアでメダルを取った3人と重なった。
ヤフーニュースのコメント欄を見ていてもそんなコメントがたくさんあった。やっぱり羽生くん、あなたの努力は報われないなんてことはなかったよ。こうして人々の心に感銘を与えたんだよ。
努力すること、不可能と思われても高い壁に立ち向かうこと、その姿の尊さ。何事も諦めてはそこで終わり、他人にどう思われようと自分の限界にひたすら立ち向かう勇気。今回の五輪は、羽生結弦という人間の人生の縮図だったのかもしれない。
アスリートたちには五輪に至るまで、おそらく私たち一般人の想像を絶する、下手すると死と隣り合わせの壮絶なトレーニングや練習があるのだろう。メダルは確かに大事だけど、そのために正々堂々戦う姿こそが貴いし、ドラマがある。
私はそういうのを見たくて夏冬関係なく五輪を見まくっている。