うちにかえったガラゴ
- 島田 ゆか
- うちにかえったガラゴ
絵本の要素。 絵と物語。 このバランスが絶妙にとれているのが 島田ゆかの作品。
一つ一つの物語は 友情と奉仕精神に溢れていて、そして ユーモアを忘れず。
丁寧に描かれた絵は 細部にまで くすっと 笑える仕掛けがされている。
そして つながっていないはずの それぞれの絵本の登場人物が その物語の訪問者と
なっていたり、 置物にデザインされていたりと 1ページ1ページが楽しめる。
そう
本編は かばん売りのガラコがおうちにかえってきて そのおうちへの訪問者とのおはなし。
たくさんの訪問者、 ページの最後の訪問者、その後姿は きっと あの二人組みに違いない。
司馬遼太郎の日本史探訪
- 司馬 遼太郎
- 司馬遼太郎の日本史探訪
暑い夏。 エアコンの下で テレビのリモコンをカチャカチャしてるなら、 じっくり、しかし引き込まれるように読める一冊。
NHKで昭和45年から50年に放送されたものを再構成した本。
義経、信長、竜馬、新撰組、…と 歴史をつくった先人のそれぞれのドラマを司馬遼太郎の視点でよみがえらせている。 歴史というより、 生き方、価値観について魅力的に語られ、 一気に読んでしまう。
へぇ 大河ドラマなんて 見たことなかったけど、 義経 見てみようかという気にさせる。
こんな風に語れる歴史の先生がたくさんいたら、 楽しい授業のはず。
団塊の親父たちが 妙に歴史好き という背景には 当時のこんなテレビの影響かもしれない。
そんなことを抜きにしても 司馬遼太郎は 大阪の財産。 読ませてくれる書き手の一人。
よあけ
- ユリー・シュルヴィッツ, 瀬田 貞二
- よあけ
唐の詩人 柳宗元の詩 漁翁 を モチーフに 作られた絵本。
そのせいか 色調は カラーでありながら 水墨画を みてるようだ。
おじいさんと その孫の みずうみのほとりで明かす一夜 が
淡々と 短い言葉と にじんだような水彩画 でつづられていく。
どうぶつかけちやうよ
- エド エンバリー, Edward R. Emberley, 横山 直子
- どうぶつかけちゃうよ
まるやしかく すうじや アルファベットを くみあわせるだけで 絵を描くことができるんだ。
どうぶつたちを 基本的なパーツの組み合わせで 描いていく。
なんだ そうすれば あのどうぶつだって 描けるんだ と 気づける本。
色調がやさしく、 表情のかわいい どうぶつたちは ハウツー本というより 出来上がっていく世界で 生命を吹き込まれたよう。
お月さまってどんなあじ?
お月さまってどんなあじ?
- Michael Grejniec, 泉 千穂子, ミヒャエル グレイニェク
おつきさまってどんなあじがするのか? 誰が住んでいるのか? こどもたちには ?がいっぱい。
どうぶつたちも どんなあじがするのか 食べてみたい と お月さまに届くように かめや ぞうや らいおんが せなかにのって たかーく たかーく … 。 でも なかなかとどかない。
ぱりっ。 とどいたのかな。 どんなあじなのかな。
fish!
- スティーブン・C. ランディン, ジョン クリステンセン, ハリー ポール, Stephen C. Lundin, John Christensen, Harry Paul, 相原 真理子
- フィッシュ!―鮮度100%ぴちぴちオフィスのつくり方
- あつーい夏…オフィスもなかだるみ、所属のスポーツチームも夏バテ、クラスもしらけムード、PTAでは
- 先生への不満ばかり…。
- 涼しげな装丁と厚さ1センチほどのシステム手帳ほどの一冊が、ぴちぴち!の鮮度100%チームへのヒントをぎゅっと詰め込んでくれた。
物語のキーは シアトル、パイクプレイス魚市場だ。(ちなみにスターバックスの1号店もココにある)
活気があって、楽しくて その秘訣は ロニーに訊いてくれ。
ジェーンは ロニーとのコミュニケーションのなかで 自分のごみだめと呼ばれているチームをぴちぴちにしていくきっかけに気づいていく。
仕事そのものは選べなくても どんなふうに仕事をするかは自分で選べる。 by ロニー
しげみむら おいしいむら
仲良く暮らす虫たちのおはなし。 おとしぶみ、 くさかげろう、 こがねむし、 だんごむし、 はち たちが
のはらのおかしやさん を 開店する。 それぞれの特技を生かして 役割分担。 おとしぶみ は はっぱで おかしを入れる はこづくり。 実際のおとしぶみは 自分の何倍もあるはっぱを 噛み切って くるくるまいて産卵する。 子供の視点からすれば むしたちは こんなことしてるのかぁ とわくわくのおはなしで ひきこまれていく。
- カズコ・G.ストーン
- しげみむらおいしいむら
イルカの風
- 村上 康成
- イルカの風
- 暑い夏。 こんな風を感じれたら…。 読むというより、感じる絵本。 潮の匂いと すこし湿った でも さわやかな なつかしい 風。 読んだ後、 夏の暑さが 心地よい季節感と受け取れるはず。 エアコン切ってみてね。
赤いカヌーにのって
カヌーの旅3日間のお話。 絵日記風に綴られる、描写は とても細やかでいて 川旅でたいせつなもちものもきちんと描かれている。 これから こどもと カヌーを と思う家族には 予行演習になりそう。楽しむためには 準備が大切。フィールドの魅力がいっぱいつまっている。
- ベラ・B. ウィリアムズ, Vera B. Williams, 斎藤 倫子
- 赤いカヌーにのって

