祖母の旅立ち | おてあて整体サロン プラーナ

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頭蓋骨や関節、おなかへ触れるだけのやさしいワーク "おてあて"
肩こりや腰痛、頭痛など気になる不調の原因は
頭蓋骨などにあるかもしれません。
カラダの内側から整えて、心地よくお過ごししませんか?

久しぶりのブログです。


北海道では桜が芽吹いた
5月初旬

実家の祖母を亡くし
しばらくココロがザワザワしていました。




       人はこの世に生まれて
       いつかは死を迎える




分かっていることだけど
いざ身近な人がいなくなると
ココロがぽっかりしちゃう。







祖母は90年という
長い道のりを
キチンと全うし

病気を抱えながらも
自分の今世の使命を
成し遂げ
静かに息を引き取りました。



そんな祖母を
尊敬しつつも
未だ寂しさを感じます。



働き者で
いつもうるさいくらいに心配や
家族の世話をしてくれた祖母。


母が仕事で忙しかったので
いつもご飯支度をしていてくれたのも祖母でした。



ここ2~3年は
心配してくれることも
発してくれる言葉もなくなりました。




手もあまり掛からず
割とあたまもしっかりしており

家族にもさほど迷惑をかけずに
逝ってしまいました。




しかも
祖父の命日の次の日に。

なんか祖母らしい気もします。







祖母の
どんどん弱くなっていく呼吸は
かすかに聴こえるくらいでした。



人間は呼気で
この世を去っていく
聞いたことがありましたが
ほんとに最期はそんな感じでした。



穏やかに眠って逝った顔が
いまもあたまに焼き付いています。








病気を患っている間も
老人ホームへ行っては
祖母に簡単なマッサージをしてあげたり

あたまやおなか、足などを
撫でてあげたりしてました。



自力ではなかなか動きづらく
なっているのか
おなかにそっと手で触れていると

"キュルキュル~"と
やっと動き出していました。





何もできない私でしたが
祖母をトリートメントで
癒してあげるより


祖母の傍で
言葉はなくても
そっと寄り添うことができました。





トリートメントのお仕事でも
人さまを癒して差し上げるって
ことではなく


寄り添える人に
なりたいな

などと
いろいろココロに沁みる時間でした。






実家近くの桜並木。

祖母が元気な頃
"桜がみたい"と言ったので
一緒に見た最後の桜です。



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"ばあちゃん
今年の桜はね
素晴らしくキレイだったんだよ。

見せてあげたかったな。


 ばあちゃん
今までよく頑張ったね
本当に本当にありがとうね"