■青木君は、中学生の時に交通事故に合い、二級障害者手張を持つ左半身が不自由な障害者だった

 「加害者は刑事罰にすべき」さんから、次のようなコメントを頂戴させて頂いた。

「いじめの無い学校がこの中学の基本目標なのに 実際はあった。しかも無くそうという努力どころか親からの相談が二度もあったのに動きが鈍かった。反省も上辺だけでなあなあにされそうで怖いです。
  この中学では過去にも集団リンチ(被害者は死亡)がありいじめ(少年法がどうのより殺人未遂で罰するべきだった)は初めてではないのです 過去の事件から何も学んでない証拠でしょうに」


 そこで、私なりに、ネット上でいろいろ調べさせて頂いたところ、以下のなんとも酷い殺人事件の記事が見つかった。
 こうした酷過ぎるいじめに関しても、
「いじめで殺された方にも、問題があったんだ」
 などと平気で言ってのける人がいるのだろうか。

 今から10年前の2001年3月31日に、滋賀県大津市平野小学校の給食室の裏庭での集団リンチにより、当時16歳の青木悠君が亡くなっていた。
 それも、青木君は、中学生の時に交通事故に合い、二級障害者手張を持つ左半身が不自由な障害者だったのだ。
 改正少年法施行の前日に起こった事件である。
 直接手を下した犯人は、空手3段のA(当時15歳)と非行歴1回、補導歴17回の内装作業員のB(17歳)である。
 そして確かに青木悠君は、今回のいじめで自殺した中2の男子生徒が通っていた皇子山(おうじやま)中学校に通っていた。
 以下、青木悠君の事件についてである。「青木悠の命を大切に」を参照した。
 詳しくは、以下を参照のこと。

青木悠の命を大切に                  
http://www.mercury.sannet.ne.jp/kazuyo_aoki/

NPO法人 アピュイ(青木君のお母さんの手記がある)  
http://www.npo-appui.com/


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●滋賀・青木悠君リンチ殺人

 青木悠は、弱音を吐かず、前向きに生き、少年法改正の前日H13年3月31日に小学校に呼び出され、
『障害者のくせに生意気』
 と17才と15才に執拗に暴力を受け、脳死状態にされ、ICUで涙を流して、4月6日に亡くなりました。

 H11年8月に交通事故に遭い、頭を強く打ったため、左半身不随になり、寝たきりのチューブだらけから、8ヶ月入院し1年以上リハビリして、やっと歩けるようになり、リハビリのため、定時制行ってたのを、大学進学目指し、昼間の高校受験し、H13年3月27日合格して、毎日ニコニコして、
「これから、今までお母さんに心配かけた分、親孝行する」
 と言ってた矢先でした。

 障害者2級の手帳を持つ、無抵抗で自分の身体を支えることも出来ない悠を、何10発も殴られコンクリートに頭から何度もバックドロップかけられ、脳死状態まで見ていた見張り役の15才の3人、最初から最後までずっと2階から見ていて、110・119番も電話しなかった人を、一生許すことはできない。


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