■10月に、未来工業創業者の山田昭男氏の講演会を開催

 30日(日)である。
 29日(金)の午後、大宮で教育評論社の安達さんと打ち合わせを済ませたが、もう一息だ。
 右腕を休ませないと、首や右側の肩や腰や足の痛みがさらにひどくなりそうなので、できるだけ右手を使わないように気をつけるようになった。

 問い合わせをいただいたので、「姚江の会」の案内は、近々に本ブログ上に掲載させて頂くが、せめて日程だけでも記させて頂く。
 来月は8月13日(土)夕方からである。
 また、現在、10月に、電設資材の未来工業創業者の山田昭男氏の講演会を開催させていただく予定だ。現在、日程と会場を調整中である。
 会場の都合で、定員30名を予定している。
 詳しくは、後ほどご案内させていただくが、定員オーバーを心配しているところである。というのも、我が家だけでも、妻と子供たちが参加することになっているからである(笑)。
 ドラッカーが生きていたら、山田昭男氏の未来工業には、感動されたに違いない。それほどの超優良企業を実現された方なのである。

 
■「子どもの未来を返して欲しい」

以下、24日(日)に放映された
『情熱大陸』
「工学者・武田邦彦、放射能から子どもを守るために・・・」
 から抜粋した武田邦彦教授の言葉を披露させて頂く。

勉強になったことはいくつもあったが、そのひとつは、武田教授は、
「子どもの
〈所在証明書〉
 を出してほしい」
 と国や県にお願いされているとのこと。
 NPO「チェルノブイリへのかけはし」の方でも、
「子供の体調が悪くなったら、病院へ連れて行って、病院にカルテを残しておくこと」
と言っているのと同じことで、要は、子どもが5年後、10年後に病気になった時に、その原因が、今回の福島原発事故の被曝によるものだと証明できるからである。
 郡山市での講演会での来場者のお母さんの一人が、テレビカメラに向かっておっしゃった悲壮な言葉
「子どもの未来を返して欲しい」
 が、とても印象に残った。
 〔 〕内は、筆者補足。

■「政府は、ないものとして行動しないと、政府が何かやってくれるというふうに期待する間に、子どもはやられちゃうよ」

政府のステイツメントとか、ウソばっかり言っている
〈10キロから20キロに逃げれば、半径の、直径の二乗に反比例するから、放射能が弱くなるんだ〉
〈何だ、こいつらっ〉
て、こう思いましたけどね」

「原発がどうなるかとか、福島をどうするっていうことに、レベルの高い人たちは皆、そこに集中しちゃう。
  ところが、事実苦しんでいるのは、お母さんたちで、今日、何食べさせるかってことに苦しんでいる。
 その知識は、僕らは持っているはずなんですよね、事細かに。
たとえば、どこ行っちゃいけません、どうしちゃいけません。それは、科学というものが社会に役立つ基本なんです」

「僕は、
〈いまは、もう、政府は無いものと思って行動しよう〉
って言ってるんです。
〈政府は、ないものとして行動しないと、政府が何かやってくれるというふうに期待する間に、子どもはやられちゃうよ〉
って言ってるの。
理屈よりか、そっちが先だよ」


「大切なのは、1にも2にも〔子どもたちの〕被曝量を減らしてあげること」

「福島の野菜に〔放射性物質が〕入っていても、煮ることですね。洗うっていうのももちろんいいんですが、煮るってのは非常に効果があるんです」

「〈日本というのは、今度の被曝で、子供たちに被曝させるように非常に努力している
 って、僕は一所懸命ブログに書いているんですね。
 本当にそう思いますね」

「〔子どもたちには〕1時間当たり、0.11マイクロシーベルトが望ましい〔。つまり、それ以上はダメ〕」

「放射性物質は、チリのようなもの。火山灰に例えられる」

「今度のことを通じて、一番の問題はね、人間と放射線に対する知見が少ないのに、原発をやったってことですよ。一番大きな問題はそこにあると思いますよ」

「悲観主義は、気分に属し、楽観主義は、意思に属する」

「武田式“除染”法
・家の中を徹底的に水拭きする
・ベランダ、玄関などをデッキブラシでこする
・庭木や葉に、水をかけて拭きとる
・植木鉢、庭土の表面を薄くとって入れ替える」



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