■「韓国の自殺死亡者数が“自殺伝統”をもつ日本より多かった」

 このところずっといじめ自殺事件を取り上げてきたが、そろそろ本来の東洋思想や歴史ものに回帰したいと思っている。
 もちろん、時々は、教育もテーマの一つなので、いじめ問題も取り上げさせて頂きたい。

 以下は、韓国の自殺に関するニュースである。
 イジメとは直接の関係はないのだろうが、まるで無関係とは言えない。
 それにしても、12年連続で年間3万人を超えるという日本の自殺者の数の多さにも驚いているのだから、韓国は、日本よりも自殺率が高いというのは、大問題ではないだろうか。
 ちなみに、日本の自殺率は、アメリカの2倍である。
 何故?
 アメリカは、日本のように国民健康保険がないのに・・・?有給休暇を取らないといおうか、堂々ととれない日本と欧米の違いは影響しているだろう。

 参考までに、ネット上の「社会実情データ図禄」にある「自殺率の国際比較(2009年段階の最新データ)」によれば、

「日本は欧米先進国と比較すると確かに世界1の自殺率となっている。
 さらに範囲を広げた国際比較では、図のように、日本は、ベラルーシ、リトアニア、ロシア、カザフスタン、ハンガリーに次ぐ世界第6位の自殺率の高さとなっている。
 このように国内の混乱が続く体制移行国に次いで高い自殺率ということから日本の自殺率はやはり異常な値であるといわざるを得ない」

 とある。
 申しわけないが、図は掲載できない。
 日本に自殺者が多いのは、切腹という自死の伝統が影響してでもいるのだろうか?
 韓国に自殺者が多いのは、過激な受験地獄と無関係ではないだろう。

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韓国の自殺率、“自殺伝統”日本より高い
 
 ブラジルの有力日刊紙フォーリャ・デ・サンパウロは30日、韓国社会で1日平均40件自殺事件が発生するという事実について言及し
「韓国が経済協力開発機構(OECD)32カ国のうち自殺率が最も高い国家」
 と報道した。

この新聞は昨年、韓国の自殺死亡者数が1万4千579人に達し、2008年より18%増えたと伝え
「これは人口10万人当たり30人自殺をしたというもので、ブラジルの殺人事件死亡者数25.2人を大きく上回る」
 と述べた。

昨年、日本の人口10万人当たりの自殺死亡者数が26人だったというOECD資料を提示し
「韓国の自殺死亡者数が“自殺伝統”をもつ日本より多かった」
 と伝えた。

同紙は韓国自殺予防協会ハ・ギュソブ会長(ソウル大医学部教授)の言葉を引用
「韓国社会で自殺が複雑な問題を解決する手段の1つになっている」
 とし、特に80歳以上高齢者の10万人当たりの自殺死亡者数は100人にのぼると強調した。


 韓国社会の自殺死亡者増加原因にこの新聞は急速な高齢化による疎外感、1997年アジア通貨危機以後、雇用不安、個人の経済的困難の加重などを挙げた。

2010.08.31 12:51:56
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版


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