ハロウィン。
今日はとにかく人が多かった。
香水の匂いが混ざってむせる。
帰りの電車もいつもより混んでて、
朝の通勤ラッシュ並みの満員電車。
押し込まれた電車の中で、
隣の人の肩にかけられた鞄が目の前に。
と、その時、斜め後ろから、
鞄があたしの顔に当たらないように
抑えてくれた手が。
最初は、鞄の持ち主の連れの人だと思った。
電車の内側を向いていると、
掴む所もなく、バランスを崩して倒れそうに
なることに気付き、電車が駅に停車した所で
座席側に身体の向きを変えて、
座席の端の棒にしがみついた。
しばらくして、端の席に座っていた人が
立ち上がって降車した。
降車する人達の流れが落ち着くまで、
棒にしがみついていた。
その間、さっき鞄を抑えてくれていた人が
席の前に立って、席を空けてくれていた。
振り向くと、手を差し伸べて
「どうぞ。」
と声をかけてくれた。
さっきも、他人の鞄が当たらないように
他人のあたしを助けてくれていたのだ。
自分の事以外の事を考える余裕のない
若い人ではないだろうな、と思っていたら、
自分と同じぐらいの年齢の人で驚いた。
と、同時に、こんなに他人に
優しく出来る人がいることに
何故か涙が出た。
自分自身も、逆の立場だったら、
たまたまそこに居合わせた他人に対して
こんな事が出来ていただろうか。
たぶん出来ないと思う。
自分自身も自分の事だけで精一杯だ。
周りの迷惑も考えずに電車内で
ハロウィンの仮装の自撮りをする人達と、
きっとそう変わらない。
降りる時に
精一杯の声で
ありがとうございました。
と伝えた。
自分のあれしたい、これしたい、
という欲求だけを主張するのではなく、
他人にしてあげたい、と思う気持ちの方が
大事な事なのだと気付いた。
困っている人がいたら、助けてあげる
気持ちを忘れずにしようと思った。
今日はとにかく人が多かった。
香水の匂いが混ざってむせる。
帰りの電車もいつもより混んでて、
朝の通勤ラッシュ並みの満員電車。
押し込まれた電車の中で、
隣の人の肩にかけられた鞄が目の前に。
と、その時、斜め後ろから、
鞄があたしの顔に当たらないように
抑えてくれた手が。
最初は、鞄の持ち主の連れの人だと思った。
電車の内側を向いていると、
掴む所もなく、バランスを崩して倒れそうに
なることに気付き、電車が駅に停車した所で
座席側に身体の向きを変えて、
座席の端の棒にしがみついた。
しばらくして、端の席に座っていた人が
立ち上がって降車した。
降車する人達の流れが落ち着くまで、
棒にしがみついていた。
その間、さっき鞄を抑えてくれていた人が
席の前に立って、席を空けてくれていた。
振り向くと、手を差し伸べて
「どうぞ。」
と声をかけてくれた。
さっきも、他人の鞄が当たらないように
他人のあたしを助けてくれていたのだ。
自分の事以外の事を考える余裕のない
若い人ではないだろうな、と思っていたら、
自分と同じぐらいの年齢の人で驚いた。
と、同時に、こんなに他人に
優しく出来る人がいることに
何故か涙が出た。
自分自身も、逆の立場だったら、
たまたまそこに居合わせた他人に対して
こんな事が出来ていただろうか。
たぶん出来ないと思う。
自分自身も自分の事だけで精一杯だ。
周りの迷惑も考えずに電車内で
ハロウィンの仮装の自撮りをする人達と、
きっとそう変わらない。
降りる時に
精一杯の声で
ありがとうございました。
と伝えた。
自分のあれしたい、これしたい、
という欲求だけを主張するのではなく、
他人にしてあげたい、と思う気持ちの方が
大事な事なのだと気付いた。
困っている人がいたら、助けてあげる
気持ちを忘れずにしようと思った。