a-eleganceのブログ

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こんにちは。芳美香羽です。

 

何かをやろうとする時や

やっている最中に

 

「こんなはずじゃない」

「どうせできない」

「こんなレベルじゃやったことにならない」

「他の人は分かってくれるはず」

「普通はそう考える」

「やれるわけない」

 

こんな言葉が頭の中でぐるぐる回って

なんだか上手くいかない

先に進めない

イライラする・・・

そんなことありませんか?


 

これ「思い込み」が原因かもしれません。

 

 

私たちは、様々な思い込みを持って生きています。

今までの経験や教えから、

自分にとって必要、大切と思って

身につけてきたことだから、価値観や判断軸にもなります。

 

「思い込み」は誰にでもあるし、

捉え方や考え方・・・

それ自体は、良くも悪くもありません。

 

でも、

この「思い込み」

自分では、当たり前のことと思っているから

気が付きにくく、時にとても厄介。

 

自分がやりたい!と思うことも

妨害してくることがあります。

それは、自分で良し悪しをつけて

ジャッジしているから。

 

これを少しずらすだけで

結果は随分かわります。

 

 

あるクライアントさんの例をご紹介しますね。

 

「自分にはやりたいことがあって、

その道筋も方法もほとんど分かっている。

でも、その時間もないし、

やるなら寝る時間を削るしかない。

今でも睡眠時間が足りず、医者から注意を受けていて、

これ以上削ったら、命の危険があるんです。」と。

 

会社の共同責任者で、朝一番から夜中まで働いているそう。

確かに1日にやることがいっぱい。

とても時間は取れそうもありません。

 

いくつか質問しながら、もう少し話を聞いていくと、

「私は完璧主義なので、

何かをやらないとか、

途中でやめるとか、

そんなことはできません!

時間や、ものごとのやり方の見直しが

必要なのは分かっているけど、

そんなことできるわけない!

とにかく完璧主義だから!

中途半端にすることが嫌なんです」

と、もどかしさからか、少し感情的に・・・


 

多分、この方の場合、

”完璧主義の自分は、

「ある」ことはやって「当然」”

”中途半端はとても嫌”

というようなお考え。

 

なので

 

「できますね☺️

自分がやりたいことも分かっていて、

やり方も分かっているなら

完璧主義なあなたならできますよね。

やれてないと気持ち悪いと思うから。」

と、

縛られている考え方を少しずらしてみたところ・・

 

最初は、ポカン😶とされましたが、

次の瞬間

ぱあぁあああ、と霧が晴れたような表情になり

「え?できる? え?え?

・・そう完璧主義だから・・・・

うん、できる!」

 

と、最初の不機嫌なご様子から一気にハイテンションに

 

イメージがどんどん具体的になって、

ものすごい満足されていました。

(今では、やりたいことで充実されてます👍)

 

この方にとって、

タイムマネジメントとか、見直し方法とかは、

大切ではないし聞きたくなかったご様子。

(他の人達はそこばかり聞いてきて正直うんざりだった・・・

とのご感想が💦)

 

「完璧主義」に思い込みがあり、

制限していることに自分では全く気が付かず

言われた瞬間、混乱と共に、一気に目の前が開けたそう。

 

自分が大切にしている「価値観」は変えず

 

「できない」という思い込みを

「できる」に変えてみただけ。
 

自分の「思い込み」に気がついていると

その捉え方や考え方自体に、良し悪しはないので

場面ごとに活かすこともできます。

 

 

私も、以前は「完璧主義」でした。

決まりきった杓子定規で、

「これはこう」「こうしないといけない」

と、融通性がありませんでした。

 

私の場合は、「正しさ」が良いこと。

それが崩れることの恐れから、

完璧でなければならないと

思い込んでいました。

 

今では、そういう自分もいるな、と認めて

時々出没させて使っています。

 

 

どんな思い込みがあって、

その時々で、自分の感情や行動にどんな影響を

与えてくるのか、

自分に興味や愛情を持って知っておくと

色々な場面で対応の幅が広がります。

 

自分を知ると

人の価値観や思い込みも

「そんな捉え方もあるんだ」と

違いも受け入れやすくなり

イライラすることも少なくなるかも知れません。


 

そんなところに

心の「ゆとり」がきっとできます。

 

楽しい時、イラついた時、

どんな思い込みがあるからなのか、

問いかけて自分発見してみてくださいね。