『シニアの星(仮)』を目指そうと思ったきっかけは2つあります。
1つは数年前に見た夕方のテレビ番組で放送されたある特集。
今は、まあまあ有名なバッグ屋さんになりましたが、その時は近所の小さい工房さんでした。
その頃、渋谷の若者の間で毛糸で編んだクラッチバッグが大流行していてそのバッグを編んでいる方を取材するというコーナーでした。
小さい工房の中で5、6人のおばあちゃん達が、おしゃべりしながらおしゃれなクラッチバッグを編んでいました。とても楽しそうに…
仕掛け人はおばあちゃんのお嫁さん。
お義父が亡くなられて気落ちしているお義母さまの為に長年楽しんでいらした編み物とその素晴らしい技術を若者の流行をつなげられ、おばあちゃん達のやりがいを見出された。
素敵なお話だなと思ったと同時に私も将来、こんな風に世の中と繋がっていたいなっと思いました。
もう一つは面識のないバス停にいたおばあちゃん。
バス停で1人のおばあちゃんが突然話しかけてきました。
何回か会話のやりとりをした後、どうゆう流れか覚えてませんが、嫁がれた娘さんが同じ都内に住んでいるのに、全く帰ってこないし電話もかけてこない。昔は楽しかったけど今は寂しい生活よ…とポツリ。
本当に寂しさが伝わって来たのを覚えています。
そしてそのおばあちゃんはバスが来ても乗リませんでした。バス停に来る人に話しかけに来てたんだと思います。
自分の母がシニアになっても色々と周囲と交流を持っていたので、それが普通のように思っていた私には今でも鮮明に覚えているほどの出来事でした。
この全く正反対のことが心のどこかに残っていて、
だんだんとシニア世代に近づいてきたこの頃、頻繁に思い出すようになりました。
きっとバス停のおばあちゃんみたいな方は大なり小なり沢山いるんだろう…
自分もそうなる可能性もある。
それなら今から自分の手で居心地の良い場所を準備しよう。
これが『シニアの星(仮)』のきっかけです。