【ホッケ】

Pleurogrammus azonus


●形態・特徴:

北海道の味といわれるほど北海道での漁獲量が多い。沖合いの水深100〜150m位に生息しているが、秋〜冬の産卵期には沿岸に近づき、石の間、岩礁のさけ目に粘着性の強い3千〜5千粒の卵塊状に産みつける。体は背の部分に茶色い褐色のまだら模様がある。雄は産卵期にはコバルト色になる。成魚にならないうちは広い範囲を回遊し、小型魚類や魚卵・甲殻類などを食べる。旬は秋〜冬であるが春も脂がのっておいしい。生後1年前後の小型のロウソクボッケを丸ごと粕漬けにする。ホッケの干物などは居酒屋での定番メニューの1つであるほど、普段の生活になじみの深い魚である。


●分布:茨城県以北の太平洋岸、対馬海流以北の日本海、千島列島


●生息環境:---


⇒どんなお魚?

【テングカワハギ】

Oxymonacanthus longirostris 


●形態・特徴:

腰骨の鞘状鱗はない。体高が低い。体色は鮮やかな緑色で、多数の黄色斑がある。腹部の膜状部は黒色で、雄のそれには白色斑が多数ある。尾鰭軟条部には黒色斑がひとつある。眼前方に1本の黄色縦帯を有する。紅海産の近縁種では、黄色斑が本種よりも細かく、吻部にも小斑がある。体長10cmほどの小型種。


●分布:和歌山県、愛媛県須ノ川、高知県柏島、琉球列島。~インド-太平洋、南アフリカ。


●生息環境:水深30m以浅のサンゴ礁域に生息する。本来食しているミドリイシの周辺をペアで泳いでいることが多い。


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【テリエビス】

Sargocentron ittodai 


●形態・特徴:

背鰭棘中央下の側線上方横列鱗数は2.5。側線有孔鱗数は46~49。体色は赤色で、細い白色縦帯がある。背鰭棘の鰭膜は赤褐色で、前端の鰭膜が暗色。


●分布:伊豆諸島、千葉県以南の太平洋岸、琉球列島、小笠原諸島。~台湾、インド-太平洋。ハワイ諸島にはいない。


●生息環境:サンゴ礁域や岩礁に生息する。南日本太平洋側で見られるものの多くがテリエビスで、ニジエビスは少ない。夜行性で昼間は岩陰や岩孔に潜む。


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