今は亡き、私の母方のおばあちゃん家。幼い頃からあの場所が大好きだった。夏休みや、冬休みに、パパとママと私と弟でよく行ってた。私達の乗った車が見えると、必ず、おじいちゃんとおばあちゃんが、家の中から、出てきて、私達を迎えてくれた。おじいちゃんとおばあちゃんが、私の頭を優しく撫でながら、『○○○ちゃん、よく来てくれたね。大きくなったねぇ』って、言ってくれた。おばあちゃんん家の庭先で弟と2人でシャボン玉や花火やおママごと遊びしてたなぁ。私達が帰る時も、ずっとずっと私達の車が小さく見えなくなるまで、手を振って、バイバイしてた。苦しい時、悲しい時、泣きたい時、何もかもが嫌になってしまった時、どうすればいいのか迷った時、あの場所は、私を優しく迎えてくれる。私を励ましてくれる。私を支えてくれる。私に忘れてかけていた大切なことを教えてくれる。心安らぐ所です。今度、あの場所へ行ったら、楽しかったあの頃を思い出しながら、シャボン玉を飛ばしてみよう。そして、空高く、登った、シャボン玉を見つめて、いつも優しく私を見守ってくれる、おじいちゃんとおばあちゃんを思い出そう。