東日本大震災後,省エネの必要性を説かれること多いです。
私が修習をしていた裁判所でも省エネ志向が強く,裁判官室がとても寒かったのを覚えています。裁判所はその辺がシビアで,裁判官室においては結構暖房を切っている時間が長かったように思いました。
一方,法廷は暖かかったです。
寒い中で起案をするのは辛く,何とかならないかな,と思っていました。

二回試験の終了後,お礼参りでその裁判官室に伺ったところ,修習生席が移動し,以前より暖かいところに変わっていました。
部総括判事の交代があったので,新しい部長の方針の違いなのでしょうが,修習自体の実を上げることもさることながら,快適な環境下で修習できるのは羨ましいと思いました。

一方,弁護修習中は冷暖房をケチることは全くありませんでしたが,これも国の役所と民間の違いなのでしょう。
国の役所の場合は,批判を受けた場合の説明責任を果たす必要がありますからね。
弁護士になってから勉強しなくなる人もいるようですが,競争の激化しつつある昨今,日々の研鑽は必要不可欠ではないかと思っています。

しかし,勉強の仕方は随分変わりました。

受験生の頃のような勉強はやらなくなりました。
要は,記憶の正確性が重要ですから,正確に記憶するために何度も同じ本を読むとか,問題集を潰すといった勉強ですね。

弁護士になってからは勉強の仕方変わりましたが,以下のような仕方で勉強しています。

仕事で必要があるので勉強する分野は,直近で必要な分野に関係するところのみを勉強します。基本学説,実務上の扱い,関係する判例をざーっと読み,まとめます。
限られた時間内に結論を出す必要があるため効率の高い調査が必要だからです。

一方,仕事とは関係なく,自分の興味のある分野や専門としたい分野の勉強の場合は,基本的知識(定義等)を理解すること,法全体の概要を掴むこと,原理原則を理解すること,各制度趣旨を理解すること,主要判例を抑えることを中心に勉強します。休みの日は勉強が捗るので助かります。

勉強を怠ると,弁護過誤でバッチを失うこともありえますから,勉強するに越したことはありませんね。
今日は,ある相談を受けたのですが,既に別の弁護士に委任している方で,少し意見を聞きたいという方でした。医療関係で時々耳にする,セカンドオピニオン的な感じで相談されたのだと思います。
今までこのような方からの相談を受けた機会はなかったので,新鮮でした。市民の弁護士に対する垣根も少しは下がってきたのかなと思えました。
さて,そろそろ第一クールも終わることだと思います。
2ヶ月で終わってしまう各実務修習ですが,短いと思うこともあれば,長いと思うこともありますから,楽しかった人は次も楽しく,楽しくなかった人は次こそは楽しく過ごせれば良いですね。

多くの人は弁護士になることと思います(今年の任官者は92名,任検は72名でした)。法律事務所は,確か2月1日から内定を出し始めますので,そろそろ内定持ちが出始めることと思います。そういえば,うちの事務所でも面接があったようです。まだまだペーペーの私には関係ありませんが。

周りの修習生が面接に行くことが多くなり始めると思いますが,自分が行けなかった面接のことを聞くのは重要だと思います。色んな事務所に行って,事務所の説明を聞いたり,色んな弁護士の話を聞くことができる機会はとても貴重です。是非,修習生の友達に色々話を聞いてみてください。
検察官になりたい場合,裁判官以上に厳しいレースに身を置くことになります。

ここ数年,新任判事補と新任検事の採用数は,前者が約100名であるのに対し,後者は約70名で検察官の方が定員が少ないです。

また,実務修習中も検察修習中はきっちり事件処理をしなければなりません。
事件処理が迅速,堅実,正確であれば,実務庁の修習担当検事に高く評価されるでしょうし,研修所の教官にもそれが伝わり,任検できる可能性が高まるようです。
しかし,これは運の要素も大きいので大変だと思います。変な事件を配点されてしまうと,事件処理がなかなか進まず,低い評価をされる場合もあります。

当然,検察志望者は検察修習中の飲み会には絶対参加しなければならないといって良いでしょう。
検察は体育会系の人が多い(らしい)ので,飲み会も三次会,四次会となることも多く,お酒が弱い人にとっては拷問かもしれません。

司法試験の成績との関係で言えば,昔は検察は試験の成績をあまり重視しないという噂でしたが,近年は成績をかなり重視する傾向にあるようです。

起案については,検察起案では良い成績を取る必要があることは当然です。
また,他の起案でも良い成績を取るように言われるようですが,この点はそこまで重視されていないようです。