今日もお立ち寄り下さり、ありがとうござい
ます。

本当に久しぶりの更新となってしまい、申し訳ありませんでした。

その間もメッセージやお問い合わせ、メールなどを頂きました。

心から感謝いたしております。ハート





さてさて…
前回の記事の続きを少し書きます。


スイス出身でアメリカの精神科医エリザベス・キューブラー・ロス博士は

死と死ぬことについての画期的な本
『死ぬ瞬間』(読売新聞社)を著して
世界中にセンセーションを巻き起こしました。


その後のキューブラー・ロスは、死の過程だけではなく、死後の世界にも関心を向けるようになりました。


シュウォーツ夫人の臨死体験の描写があまりにも正確だったのと、

その後に亡くなった夫人がキューブラー・ロスの所に現れたことがきっかけとなったのでした。


ある人間がスピリチュアルな覚醒をし始めると、次々と不思議な出来事が起こってくるものです。


キューブラー・ロスがヴァージニア州の美しい野原と、先住民が聖地にしていた土塁が残っている土地に家族と一緒に出かけたとき、

道の途中で出会った女性から家に招かれて、妖精の写真を見せられました。


すでにその時は、彼女はあらゆるものに対して、心をオープンにしていました。


女性と一緒にその家の庭園に出てポラロイドカメラで花の写真を撮ると、別の妖精の姿が写っていました。


その時の彼女の気持ちを著書の『人生は廻る輪のように』(角川書店)の中で、次のように述べています。



《シュウォーツ夫人の訪問以来、説明できないからという理由で無視することはできない、と考えるようになっていた。

臨死体験の研究も、人には守護天使または守護霊がついているという信念を裏づけている。

ポーランドの戦場でも、マイダネックの収容棟でも、病院の廊下でも、わたしは自分よりもはるかに力のあるなにものかに導かれていると感じたことは何度もあった。

そして、今度は妖精?

神秘体験をする準備さえできていれば、人はそれを体験する。

こころをオープンにしてさえいれば、その人独自の霊的な出合があってもおかしくないではないか。》





ホテルの部屋に着いてからも妖精のことが頭から離れなかったキューブラー・ロスは、

カメラを持って森のはずれの草原まで出かけて、写真を撮りました。


そのカメラは夫の友人のカメラで、ちょうどフィルムが三枚残っていたのです。


一枚目は目の前の丘を撮りました。


そして二枚目を撮る前にキューブラー・ロスは挑むような声でこう叫びました。


《もし守護霊がいるのなら、そして、わたしの声を聞いているのなら、次の写真に姿をあらわしてちょうだい》


後日現像された写真を見たときのことをキューブラー・ロスは次のように書いています。


《もしこの目で見ていなかったら、とても信じることはできなかっただろう。

一枚目には緑の丘と森が写っていた。

二枚目も全く同じ風景だったが、前景に、背が高く筋肉質で、ストイックな顔をした先住民の男の姿がだぶっていた。

男は胸の前で手を組んでいた。

その写真を撮った瞬間、男はまっすぐにカメラを見つめていた。

思いつめたような表情だった。

冗談のかけらもなかった。


わたしは陶酔感を感じていた。

こころの中で宙返りをしていた。

その二枚の写真は宝物として、生涯たいせつにしようと思った。

立派な証拠物件だった。

不幸なことに、それは1994年の火事で、ほかの写真、日記、備忘録、本などと一緒に焼失してしまった。

だが、そのときのわたしは、飽かずに写真わ、ながめていた。

そして、「やっぱり、ほんとうだったんだ」とつぶやいていた。》

『人生は廻る輪のように』(角川書店)より





その後のキューブラー・ロスはあるチャネラーとの出会いをきっかけに、急速に死後の世界の探求へと傾いていったようです。


しかし、当時はスピリチュアルへの偏見がまだまだ強い時代でした。


キューブラー・ロスは夫の理解を得ることができず、夫婦の溝は深まり、離婚に至りました。


夫のマニー・ロスは生きていた時は唯物主義者でしたが、

死後には赤いバラのメッセージを贈ってくれた、とキューブラー・ロスは著書の中で記しています。


夫と離婚した後も、キューブラー・ロスにはさまざまな人生の困難が待っていました。


親しくなったチャネラーへの信頼を失い、彼らとの仲はこじれて行きました。

命が狙われる事態にもなりました。


今の地球はまさに玉石混淆、非物質の存在にも、低い次元から高い次元の存在まで、色々います。


キューブラー・ロスは世界中に名前を知られており、本も書いていましたから、

低い次元の存在がいるということを世の中に警告するために、

彼女を守護している存在が、敢えて低い次元のチャネラーと出会わせたということも考えられます。


しかし、そのチャネラーとの出会いをきっかけにして、キューブラー・ロスはスピリチュアルな能力が目覚めていき、

自分自身で本物の高次元の存在たちとやり取りができるようになったとうことも、また事実なのです。



『奇跡のコース』(ナチュラルスピリット)の翻訳者の大内博さんは、セミナーの最初にいつも言われる言葉がありました。


「私の言うことを何の疑問も持たず頭から信じてしまう、ということはしないで下さい。

それらの情報を必ずあなたのハートを通して感じて下さい。

そしてハートがときめいたものだけを信じたらいいのです。」


どんな情報でも自分自身のハートで感じて確かめてみることはとても重要です。


スピリチュアルが好きな人は、心がピュアな
方が多いので、

低い次元の存在に引き込まれないように気をつけて下さい。


そうならないためには、アファメーションを言うとよいでしょう。


例えば

「私は高次元の愛と光に満ちた存在のみとつながります。」

「私はポジティブな存在からの情報だけを受け取ります。」


などと常に宣言しておくことは、非常に有効です。


試してみて下さい。



その後のキューブラー・ロスの人生は彼女の望んでいたような穏やかなものにはならず、

もう少し試練が続くことになりました。


彼女にはまだやるべきことが残っていたのです。


キューブラー・ロスは困難な日々を思い返して

「あらゆる問題は、じつは天からの贈り物である。」

と後に述べています。


そのことはまた後日ご紹介したいと思います。





最後にアセンションに向けての情報を少しだけ記しておきます。


宇宙存在バシャールは
「2016年すべてが変わります」
と発表しています。


その前に、2015年12月22日の冬至は宇宙からの流入エネルギーが再び大きくなります。


実際に身体や心に何も感じないような気がしても、

そのエネルギーの影響を受けない人はいません。


このブログを読まれている皆様はエネルギーへの感受性が高い方が多いと思われますので、

その変化の前兆はすでに起こりつつあるでしょう。


大天使メタトロンは

「自分の内側にある闇が出口に向かって絞り出されているところ」と表現しています。


闇が放出された人はエネルギー的に精妙になり、アセンション(次元上昇)しやすくなっていきます。


宇宙存在バシャールは、2016年から始まる混乱について、

「これらの変化はすべてみなさんにとって、善きことのために、良き時代に向かっておこります。

さまざまなネガティブと思われるできごと
(収縮)は、

私たちの意識を目覚めさせるために(拡大)

必要な出来事としてやってくるのです。」

としています。


より変化が大きくなる2016年に備えましょう。


バシャールのチャネリングはネットで観ることができます。

また、さまざまな方が情報を発信しています。


これらの情報はご自分のハートを通してみて、必要なものを受け取って下さい。


拙ブログでもこの話題はまた取り上げたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


最後まで読んで下さり、ありがとうございました。