今日は七夕ですね。
彦星さんと織姫さんはお空の上で無事に逢えたでしょうか。
ソウルメイトやツインソウルという言葉を聞いた時に、ロマンティックな関係を思い浮かべる方も多いと思います。
しかし、広い意味では人生で出会う人すべてが、
ソウルメイトという捉え方もできます。
もう少し狭い範囲ですと、役割を変えながら生まれ変わり、学び合うことの多い家族や友人などのグループソウルの仲間も、ソウルメイトですよね。
ツインソウルは「双子の魂」という意味で、もともと一つの魂だったものが、二つに分かれて生まれてきたようです。
ただツインソウルだからといって、必ずしも恋人同士や夫婦になるとも限りません。
親しい友人や歳の離れたビジネスパートナーということもあります。
今日は七夕でもありますし、ソウルメイトの観点から見た結婚を二つのパターンに分けている
元福島大学教授 飯田史彦先生の説をご紹介しましょう。
飯田先生によると、結婚には「プロジェクト型」の結婚と「ツインソウル型」の結婚があるそうです。
プロジェクト型の結婚とは、二人がその人生で何らかの共通の目的を達成したり、二人の間に存在する何らかの共通問題を解決するために、夫婦になる約束をすることです。
相性が良くなかったり、人生観の大事な部分がちがう人と敢えて夫婦になり、葛藤を経験することで、お互いに学ばせ合い、成長させ合います。
また過去世で何らかのネガティブな関係があった場合は、その解消を試みます。
ですからこのタイプの結婚は
「どうしてこんな相手と結婚してしまったのか」
「このまま結婚を続けていくべきだろうか」
と悩むのが特徴です。
また、この結婚スタイルの目的は
「夫婦関係における後悔や悩みを通じて学び、成長すること」です。
ですから、夫婦という関係を維持しても解消しても、それぞれ別の種類の価値ある学びを体験できるので、どちらも無駄ではありません。
わざと、うまくいかない相手と夫婦になったわけですから、離婚してもしなくても、どちらも予定通りの順調な学びということです。
プロジェクト型の難しい結婚生活の中で学んだ事を、その後の人生に活かしていけば、それもまた
「成功した結婚の一形態」だと飯田先生は述べています。
もう一つのツインソウル型の結婚とは、ツインソウルが人生の途中で予定通りに出逢って結婚することにより「肉体は二つでも魂は一つ」という、
一心同体の夫婦として生きていくことを言います。
ツインソウル型の特徴は互いに大きな安心感で結ばれており、気をつかわないでいられるということです。
ただし、ツインソウルだからといって、性格や趣味や好みや、価値観まで一致しているわけではありません。
このような価値観は、育った環境や積み重ねた経験によって異なってくるからです。
しかしツインソウル型の夫婦は意見や価値観の相違があっても、ごく自然なコミュニケーションの中で、問題を友好的に解決できます。
このようなツインソウル型の結婚が計画される理由は、「ツインソウルならではの円満で充実した夫婦生活から得られる、無尽蔵の愛のエネルギーを用いて、大きな課題に挑戦しょう」ということに集約されるそうです。
ツインソウル型の夫婦は、放っておいても深い信頼関係で結ばれているため、より困難な試練や逆境に挑戦できるだけのしっかりした土台を備えているということです。
(『ソウルメイト「 運命の人」についての7つの考察』飯田史彦 著 参照)
なかなか面白い考え方だと思います。
結婚なさっている方やこれから結婚のご予定がある方
あなたはご自分がどちらのタイプだと思いますか
彦星さんと織姫さんはやはりツインソウル型でしょうね。
ちなみに私はプロジェクト型夫婦をやっています。