【不倫 第2話】
「士業コミュニティAコモンズ」代表 黒崎あい でございます。
*この記事は当会員の優秀な先生方とは一切関係ございません。
*あいは、法的アドバイスは一切していません。
甲と待ち合わせ。
どんなテンションかわからないし、憔悴しきってたら話もままならないと思い、他人がいる方が気丈に話ができると思い、あえてオープンなカフェで待ち合わせ。
甲と合流。
メールでもやり取りしたことを、紙に書き出し時系列を確認。乙の貯金は200万円で、収入もそれほどないこと、乙丙の夫婦仲なども併せて聞いた。
そして、甲乙のやり取りしたメールも見せてもらった。
メールの中に損害賠償に関するものがあった。
・慰謝料1,000万円
・300万円を甲に求償する
ん?
第1話で、察しの良い方はお気付きになっただろう…乙は嘘をついている。
あいが気になったのは、①慰謝料の額面と②弁護士の名前を言えないこと。
一通り話を聞いたところで、紙に書き出した“乙いわく ”の部分に△マーク、あいが疑念を強く抱く①②に✕マークを付けながら、騙されてない?と言ってみた。
そして、具体的にどんな点に疑念があるか、説明した。
乙から「今、話してるの?」と連絡がきた。
甲は乙に、“ 自分たちが結ばれるには、あいさんに相談したら糸口が見えるかも”と期待をもって、あいが士業コミュニティAコモンズの代表ってことも含め、今日、相談することを伝えていた。
あとからわかる事だが、乙は「士業コミュニティAコモンズ」をビビっていたらしい(笑)
あいは、士業じゃないのにね(^_^;)
信じ切っていた甲も、あいの説明で疑い始めた。
さて、乙の言っていることは真実か嘘か…
つづく