スワード港を出港し、湾内を進むと早速ラッコが浮かんでいた。
日本の動物園ではわりとメジャーなラッコも、なかなか野生の姿を目にする機会は少ない。
海草みたい。
プカプカ浮いていたけど、なかなかかわいかったな。
次に見つけたのは、アザラシ。
崖の下の岩場のところに群れになって、グダグダしていた。
日向ぼっこしてた。
その次はイルカ。
の右側を眺めていたら、同じスピードの水しぶきがあちこちに。
よくよく見てみたら、それはイルカの群れだった。
こういう光景って南国で、ダイブスポットに向かう途中に経験したことはあったけど、こんな北の国では暖かい海の似合うイルカに遭遇するとは思わなかった。
次は少し趣向が変わってエトピリカ(英語ではPuffin)。
日本ではわずかに同等の沿岸に生息しているだけの絶滅危惧種だが、ここアラスカの海にはまだまだたくさんいた。
飾り羽がきれいなこの鳥は海の中で飛ぶことができ(ペンギンのように)、水中を自由に動き回ることができるという。
ただし、その代わりに水中での抵抗を減らすため、その羽は短く、空を飛ぶのにはあまり適していないようだ。
実際にエトピリカの群れに船が近づいてきて海面から飛び立つときも、白鳥が飛び立つときのように水面をしばらく走ってから飛び立っていった。
うーん、いろいろ見たけど、なかなかお目当てのクジラは現れてくれないなぁ。