2月のイタリア旅行は、いわゆるパック旅行ではなかったけど本当に典型的な観光コースを回った。
ベネチア→フィレンツェ→ミラノ。
これにローマを加えれば、イタリア観光のモデルにでもしたいようなルートだ。
今回は、海外旅行が約30年ぶりという母と二人旅ということで、主要観光地をめぐるのがいいだろうと思いこのようなルートにした。
とりわけ、ベネチアは以前のヨーロッパ縦断旅行の際に立ち寄った街でもあり、勝手知ったるとまではいかないまでも多少の土地鑑はあったので、旅行のスタート地点に選んだ。
ヴァポレットからのカナルグランデの眺め。
21才の時に見た景色と、何も変わっていないように感じた。
運河とゴンドラ。
どこを歩いても、運河、路地、船、橋。
ベネチアは道が入り組んでいて広い通りもほとんどないため、一度迷ってしまうと自分がどこにいるのか把握するのに苦労してしまう。
標識があるのでリアルト橋やサンマルコ広場には辿りつけるのだけど、決まったレストランやみやげ物やを目指しているときは、自分の位置と地図上での位置をなかなか合わせられなくなる。
そういう時は、なんだかんだで一度大きい通りに出るのが一番手っ取り早いんだよな。
ベネチアは水の都というだけあって、海産物も豊富だ。
ゴンドラ。
これが意外と高くて、ちょっとした移動においそれと乗れるものでもない。
基本的には、水上バス「ヴァポレット」を使うことになる。
朝靄の中のホテル前の通り。
アゲイン、やはり霧が絵になるなあ。
最後に、ホテルの中庭の風景を。
こんなところで、朝食を食べられたら気持ちいいんだろうな。
朝から霧が出ていて、テラスの椅子が湿っていたのでそれは叶わなかったけれど。