母「麗奈ーーっもう起きなさいーっ遅刻するわよ!」




麗「はーーーーーーーーーい!今おきるー!」





枕元にある時計を見て、時間を確認する。





麗「5時30分、ジャスト!」




それから、制服に着替えて、ご飯を食べて学校に行く。




麗「行ってきます・・・」





いつもより低めの声で家を出た。




学校までは、徒歩20分。




そんなに言うほど遠くはない。




いつも学校に着く時間は7時。




そして、30分まで勉強。




あとは先生が来るまで音楽室でピアノ。




なーんて、毎日同じような生活。




楽しいことなんて、要らない。





と、高校に上がる前は思っていた。