12月27日(木)20:20 【イジー・バルタの「屋根裏のポムネンカ」「雪女」】 | チェコチェコランドのイベント・商品情報ブログ

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チェコアニメのキャラクターたちを中心にチェコの絵本などを紹介しているチェコ・チェコランドのイベント・商品情報ブログです。

12/15(土)~12/28(金)の2週間

ユジク阿佐ヶ谷で

クリスマス上映会

「チェコアニメの夜

クリスマス ホリーナイト」

~聖なる2週間146作品!~

https://www.yujikuasagaya.com/czech-anime-christmas2018

 

 

現在、

劇場窓口で

各プログラム毎に

整理券付き

前売りチケットを販売しています!

 

ラスト上映の可能性の高い

トルンカとティールロヴァーの

プログラムを始め

どのプログラムのお席も随分減ってきました。

 

 

 

前売りチケットを1枚

お買上げのたびに

チェコアニメのポストカードを1枚プレゼントいたします!

22種類からお選び頂きます!

 

今回、2週間の上映で

1日2回28回の上映いたします!

そのすべて違うプログラムを上映いたします!

(※何作品か重複した作品がございます。)

合計146作品の上映です!

28プログラムの内容は↓

https://ameblo.jp/a-a-agallery/entry-12417472635.html

 

 

 

本日、ご紹介しますのは…

 

☆12月27日(木)20:20
【イジー・バルタの「屋根裏のポムネンカ」「雪女」】(吹替)計96分)


クリスマスにご覧頂きたいのは

“チェコアニメ最後の巨匠”イジー・バルタの
“屋根裏のファンタジー”「屋根裏のポムネンカ」。

捨てられたおもちゃたちの
生き生きとした姿はハートが温かくなります。
バルタが描いた怪談話「雪女」も上映。
全作監督・美術イジー・バルタ


1.屋根裏のポムネンカ(吹替)(2009年/79分)
2.雪女(吹替)(2012年/17分)

 

この2作、

いつもご紹介させていただいている

共産時代のチェコアニメの作品と違いまして、

21世紀の作品です。

 

両作品とも

弊社アットアームズが

出資をしており、

両作品ともイジー・バルタ監督作品です。

 

 

詩的で芸術性の高いチェコのアニメは
“東のディズニー”と呼ばれ、
カンヌやベネツィア、ベルリンなどの
最高峰と呼ばれる国際映画祭での受賞歴も豊富で、
世界中の常に注目の的でした。
共産時代、チェコはアニメ制作が国策でした。

 

 


当時のアニメ作家は配給や興収を気にすることなく
ひたすらアニメの表現方法を追求し、
そのクオリティに徹底的にこだわり、
数々の名作が誕生し、チェコアニメは
”黄金時代“を迎えました。

 

 


しかし、1989年共産主義が崩壊し、
国策でなくなったため
多くのアニメ作家は、金策に貧窮し、
CMのディレクターやポスターのデザイナーなど、
受注仕事を請け負うようになり、
アニメから離れていきました。

 


しかし、イジー・バルタ監督は
沈黙を貫きました。

 


「チェコアニメの魂」

-それは、
“妥協しない”ということです。

 


資金の技術もスタッフも、
万全を配し、

1ミリたりとも
妥協はしない、

それがチェコアニメの魂なのです。

 

 


でも、“国策”だった時代は終わり
“黄金時代”はもう過去のことなのです。

 

 


しかし、イジー・バルタだけは、
今の時代において唯一、一切の妥協を
拒み、高いクオリティを求め、

あらゆる表現を追求して止みませんでした。

 


この姿勢こそが
“最後のチェコアニメの巨匠”と呼ばれる
所以なのです。
イジー・バルタも金策に困窮しました。
しかし、妥協しない姿勢が、
彼のアニメ制作をストップさせてしまいました。
低い予算の安易な作品制作を一切、拒んだからでした。

 


しかし、弊社アットアームズも含め

出資者を集め

1986年の「笛吹男」以来、
23年振りに制作した長編映画「屋根裏のポムネンカ」が完成し、
2009年発表されました。

 


イジー・バルタは言います。
「チェコアニメには4つの要素があります。
詩であること。
ファンタジーであること。
ユーモアがあること。
そして、

あらゆる表現方法が駆使されていること。
これらが揃ってチェコアニメなのです。」

 


屋根裏を舞台にしたこの作品は、
この4つの要素が
ふんだんに盛り込まれ
“チェコの人形アニメの集大成”と
呼ばれた作品です。



子供達にとって
おもちゃは一番の友達です。
でも、子供たちは
大きく成長するに従い、
屋根裏の奥におもちゃを置いて
忘れます…。

 


でも、おもちゃたちは
屋根裏で人間たちの知らない世界を
作っていたのです…!
夢と冒険の“屋根裏のファンタジー“!



さらに

2012年の

イジー・バルタ監督の
短編作品「雪女」も上映。

 


「バルタが新作を作るたびに
新しい映像表現が誕生する」というくらい
イジー・バルタは、映像の表現方法にこだわります。

 


「チャレンジするからアニメは面白い。
そうでなければアニメを作る魅力はない。」と
言い切るイジー・バルタは、
今まで培った”引き出し“を
使うことをしません。
その作品にふさわしい表現方法を考え抜きます。

 

 


「雪女」は“ワックスアニメーション”という
イジー・バルタが開発した技法で
撮影しています。

 


溶けたワックスに光を当てると
規則性のない不思議な映像を生み出します。

 


小泉八雲の怪談話の「雪女」の最大の魅力は
“怖さ”と”美しさ“。これらを表現するために
バルタは“ワックスアニメーション”を開発したのです。

 

 

夜遅いですが

是非いらしてください!

素敵な世界観!

 

 

「チェコアニメの夜 クリスマスホリーナイト」の見どころ

 

【トルンカのとティールロヴァーの作品のラスト上映】

チェコのアニメの創始者であり、

象徴的存在の

イジー・トルンカの作品の上映とDVD販売の権利が来年の3月14日で終了します。

ヘルミーナ・ティールロヴァーも

来年の1月28日終了します。

 

トルンカの

「真夏の夜の夢」

「チェコの古代伝説」

「バヤヤ」などの長編作品や

「手」などの遺作も全て

終了します。

 

ティールロヴァーの

「まいごのにんぎょう」や

「きかんしゃくん」

「ブタかいのおうじ」など

キラキラした作品も全て

終了します。

 

今回の上映期間に

今、日本で見ることのできる

トルンカ作品 24作品

ティールロヴァー作品 20作品

すべて上映いたします。

 

今回がトルンカとティールロヴァーの作品を

ご覧頂ける最後の機会になるかもしれません。

 

”詩”と”ファンタジー”にあふれた

トルンカとティールロヴァーの作品、

お見逃しなく!

 

【毎日トークショー行います!】

毎日、20:20の上映のあと

私、チェコチェコランドがトークショーに参ります。

 

おそらく世界で唯一、

チェコのアニメと絵本だけで

ビジネス展開をしている

私だけが知っている

作家や作品に関するお話を

させていただきます!

映画鑑賞の楽しさが倍増するような

お話をたくさんしますので

楽しみにしていて下さい!

(※ブラックな話も多いと思いますが…)

 

【スタンプカードで素敵なグッズをゲット】

期間中、上映にお越しのお客様に

ポイントカードをお渡しします!

1回、上映をご覧頂くたびに

ポイントを1個押させていただきます!

スタンプが4個たまるたびに

素敵なプレゼントがございます!

4個、8個、12個、16個、20個、24個、28個

7回、プレゼントをゲットするチャンスがございます!

かなり良いものを準備しています!

28個コンプリート目指してください!

 

【素敵なグッズをたくさん販売】

ユジク阿佐ヶ谷での上映ではいつも

素敵なチェコアニメのグッズを販売しています!

今回も素敵なグッズを販売しますので、

楽しみにしていてください!

 

※ご入場時のお願い
①チケットをお持ちの方は、開場時間(5分前もしくは10分前※作品によって異なります)までに必ずお越しください。

整理番号順のご入場となりますので、番号が早い方でも開場時間を過ぎての到着の場合は、

補助席へのご案内になる可能性もありますのでご注意ください。
②チケットをお持ちの方でも、本編スタートから10分を過ぎてのご入場はお断りしておりますので、予めご了承ください。
③チケットを紛失された場合は、ご入場できませんのでご注意ください。