高校を卒業して
遠距離恋愛が始まった。


はるばる
貴方は会いに来てくれ

はるばる
私も会いに行った。


何もかもが新鮮で
一緒に色んな経験したね。
楽しかった。


私は
夢に向かって忙しくなり、
貴方とはいつの間にか疎遠になってしまいましたね。


それから…
数年の月日が流れ…
地元に帰ってバッタリ再開。

相変わらずモテモテの貴方♪


それから数年…
お互いに
別な相手と結婚した。


あれは…
二年前…

いつも突然、忘れた頃に
登録してない番号から
電話が入る。

『また番号変わったの?』

深夜だったが、
どうしても会いたい
というので会いに行きました。

いつもと様子が違う。

病気して入院してたらしいけど、
『隣の人のイビキがうるさくて病院出て来た』
って言うのよ。

『手術出来ない場所に腫瘍ができて…』


その時は、彼も私も×1だった。

彼が言うの
『結婚してくれ!』
『両親頼む!』

もう永くはないのだと諭した。


あの時、私に何ができた?
何もしてあげられなかった事が悔やまれる。

風に乗って訃報を聞いた。


今夜も長い夜
どう過ごそうか…