韓国の話題で散見される、ルーツ至上主義というのはいったい何なんでしょう?


最近も、日本のおかずの起源のほとんどは全て朝鮮半島にあるとか、茶道をはじめ

武士道、剣道まで全てのルーツは朝鮮にあるというもの。

一部の好事家を除きほとんどの日本人は関心をもっていませんが、彼らの論調は

ずいぶんと生真面目なようです。


いったい全てのルーツが韓国にあるとどんなメリットがあるのでしょう?

柔道なんかだと、連盟を自国有利に進めるとか実利的なメリットがあるのでしょうが、

茶道やらおかずやらでは特許を取れるわけじゃなし、あまりメリットがないように

思います。ルーツが自国にあると安心するんでしょうか?


例えば、フランス料理はメディチ家から来た后がもたらしたと言われていますが、

ルーツがイタリアだろうがフランス料理はフランス料理です。

パスタのルーツが中国にあると言ってもパスタはパスタですし。


行き着くところは人類の起源は朝鮮半島だというところでしょうか?

現在生きてる全ての人間は石器時代まで確実にさかのぼれる名家の

方々ばかりじゃないですか(文献で証明はできませんがね)

と思ってしまうんですが。


実利的なメリットもなく粘着質的にルーツを自分のところに導きたいという彼らの

欲望の理由は何なんでしょう?朱子学とか陽明学とかそんなのが関係あるんですかね。


誰か、教えてください。


古い話になるけど、日韓共催のワールドカップってすごいことだと思う。


先進国の中で、自国の旧植民地とスポーツ祭典を共催した国なんてどこにもない。

例えるなら、、フランスとチェニジアが共催するとか、同じ敗戦国であるイタリアと

エチオピアが共催するなんてことはあり得ないでしょ。植民地国家は旧宗主国

を憎んでいるし、旧宗主国は内心植民地国を馬鹿にしているから。


韓国の方々は例えば、敗戦国日本と勝者韓国の"独仏共催”なんてい

うイメージを抱いていたかもしれないけど、どう取り繕おうが植民地と旧宗主国の

共催。日本の人は内心、日韓共催なんてなかったことにしたかったかも

知れないけど、ホントは世界に類をみない立派なことをしたって

誇ってもいいんじゃないかな…って思う。