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毎日が北海道物産展  ~なんとかなる、さ~

突然の北海道移住にアワアワしつつも北国生活を満喫中な アラサー食いしん坊のブログ

今回訪れたエリアはジャガイモの産地。


というわけで、ポテトチップス。

今や観光客に人気の生産者還元用ポテトチップス。
士幌町の限られた施設でしか販売していません。
私が買った場所はピア21しほろでした。

奇しくもジャガイモ不足による有名ポテチメーカー販売休止事件があった直後だったためか、販売個数を限定するほどの大人気。

本来はうす塩とコンソメ、のり塩の3種類なのですが、コンソメとのり塩しか売ってませんでした。

しかも、翌日もう一度寄ったところ、完売。
おそるべしゴールデンウィーク(更新が遅過ぎておかしなことになっていますが、これはゴールデンウィーク前半の旅行でした)。
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よくよく見たら、製造は埼玉県の企業(笑)



左側は更別村のポテトチップス。
こちらは中村屋旅館で購入。
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更別のどんぐりの村ポテトチップスは、うす塩あじ。アミノ酸も使用しておらず、いたってシンプル。

士幌のポテチより断然好みでした。

札幌では札幌駅構内のどさんこプラザに置いてありますよ爆笑
実は気に入って探し回ったという…。
いまだにリピート買いしています。


他にはピア21しほろで買った、さくら工房のヨーグルト。
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上部がクリーム状になっています。
濃厚で美味しい♡
だけど、ちょっと高い。


最後に宿で買ったポテトチップス以外の物。
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どれも宿の朝食ブッフェで食べて美味しかった食材です。


切り干し大根はえらい、は、太切りの切り干し大根で、ハリハリ漬けにするとめちゃうまです。

中村屋旅館にチャックインした際、
宿の人から紹介されたのがタウシュベツ川橋梁のツアー。
 
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タウシュベツ川橋梁とは、
昔はその上を旧国鉄士幌線が走っていたアーチ型が特徴的な橋なのですが、廃線となって周囲がダムになってしまったため、
季節の水位変動によりダム底に沈んで見えなくなる時期もあることから、「幻の橋」とも呼ばれる橋です。
 
ぬかびら源泉郷の近くにあるので、帰りにチラッと見て帰ろうか~位に思っていたのですが、見学ツアーなるものがあると。
 
しかも、ツアーに参加すると、
本来は源泉郷から数キロ離れた管理事務所で鍵を借りないとたどり着けない場所までつれていってくれるというメリットがあります。
(一応展望台がありますが、遠くから眺めるだけになるそうです)
 
大人3,150円。
この値段をどうみるか。
 
タウシュベツ川橋梁に興味があった夫は、即決気味に申し込んでいました。
 
マジですか( ´△`)
 
午前中の回が朝9時スタートだったので、
寝坊助な私には朝がきつかった(笑)
 
 
 
宿から数分の場所にある集合場所に行くと、
意外や意外、参加者多数。
長靴を借り、2台のマイクロバスに乗って出発です。
 
ちびっこな私は大人サイズが合わず、
1人だけ子供用を借りました。
 
色が違うので目立つ~笑い泣き
 
 
橋の近くまで通じる林道が細くて凸凹。
車の揺れ具合は、インディージョーンズのアトラクション並みです。

実はこの時妊娠中で、安定期に入ったばかりだったので、あまりの揺れ具合にヒヤヒヤしました。
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この林道での事故が多かったため、
自由通行が禁止されたとのことでした。
・・・確かに、この悪路では事故を起こしそう。
そして、携帯が圏外。
 
 
車を駐車した脇にはヒグマ出没注意の看板。
普通に出るそうなので、個人で来るには怖い。
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 よーく見ると、看板にヒグマの爪痕があるんです。
こわいこわい。



足元が悪い中、黙々と歩きます。
流木や落ち葉や雪解け水でグシャグシャです。
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途中水の中を歩いたりしたので、
長靴が必須の状況でした。
 
 
やっとたどり着いた~!!
4月下旬はちょうど水が引いたばかりとのことで、
橋の全景が見えます。
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急な砂利道を降りて下まで行けるのですが、
「今年はまだ底が乾いていないから気を付けてくださいね」とガイドさんからのアドバイス。
 
なのに、なぜかガイドさんが勧めるルートから外れる夫。
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このあと見事に泥にハマって抜けなくなり、
なんとか抜け出た頃にはパンツが泥まみれでした(笑)
 
 
慎重派の私は、明らかに乾いてそうな場所からしか写真を撮りません。
何か所か崩れていましたが、これは今年崩れた箇所だったようで、後々ニュースになっていました。
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夏にはダム底に沈むのですが、冬の終わりに凍った湖面から突き出る際に結構な力がかかり、どんどん壊れていく橋。
もはや保存が不可能なので、朽ちていくのを見ているしかないそうです。
 
 
橋の反対側を見ると、
ダム底が広がっています。
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この写真だと見えづらいですが、切り株がそのまま残っているという不思議。
 
 
こちらはガイドさんに見せてもらったヒグマの爪。
つやつやで綺麗だけど、かなり鋭くて、遭遇したくないと本気で思う。
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他にもあるアーチ型の橋を車窓から眺めて…。
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廃線の名残を見る。
駅の周囲に昔は集落があったようですが、
今では駅のホームがあるばかり。
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手動の切り替えポイント。
まだ動きます。
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フキノトウがそこらじゅうに生えていて、
摘んで帰りたい衝動に駆られていました。
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時折、古い年代の調味料やお酒の瓶が落ちていて、
以前は家屋があったんだなということがうかがえます。
 
 
ツアーは約2時間半。
ガイドさんの話も面白くて、あっという間のツアー時間でした。
 
これは参加して正解。
 
 
ツアーを主催しているのはこちらのNPO法人↓
 
おすすめです。
 
 
なお、糠平は札幌に比べるとかなり気温が低い
です。
 
札幌感覚でハーフトレンチコートを着ていたのですが、
風が強いこともあって、寒くて寒くて・・・。
確か最高気温が二桁あるかないかだったと思う。
最低気温はもちろん一桁。

 
4月下旬からゴールデンウィークにかけて参加される場合には、
ユニクロのウルトラライトダウンみたいな物を持っていると便利だと思います。

 
・・・他の参加者さんはダウンコートとか山用パーカーとか着てたな。
準備万端の人と、突発的に参加した私たちの違いがここにアセアセ
 
宿でもらってあったホッカイロに救われました。


寒さ対策をした上での参加がベストです!

前回からだいぶ間が開いてしまいました´д` ;

ゴールデンウィーク旅行だったのに、もう8月下旬だわ。

 

さて、輪厚→士幌ときて、

最終的に目指していたのは士幌の北にある糠平町。

 

当初は、ピア21しほろに行くのが今回の旅のハイライトだったのですが、せっかく遠出したからには温泉宿に泊まりたいと思い、近くにあったぬかびら源泉郷に宿を取りました。

  

GW期間だったからか、3月に思い立った時にはほとんど選択肢が無く、ギリギリ予約が取れたような感じです。

 

ご飯が美味しい&源泉かけ流しの宿を探して行きついたのは、

糠平温泉 中村屋

今どき珍しく、公式ページか電話・FAXでのみ予約が可能です。

 

前情報で聞いてはいたけれど、外観はちょっとひるんでしまう古めかしさ。

駐車場は全面砂利です。

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暖簾は可愛い♡

imageその昔(私の生まれる前の話でした)、

北海道ブームだった時に大型旅館としてブイブイいわせていたものの、ブームが去った後に方針転換を迫られ、

今では使用客室を大幅削減して自分たちでリノベーションしながら運営しているという、ちょっと変わったお宿。

 

「新」が付く部屋はリノベーション済みでオシャレですが、空室が無かったので和室小にしました。

バス・トイレ無しというのが女子的に気になったけれど、安さに負けました(;^_^A

 

何しろ365日固定価格で、税抜き価格9000円。

 

これで2食付です。

 

GWなのにお値段が安いって嬉しいラブ

 

 

 

さて、こちらがお部屋。

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ふはははは。←笑ってしまう

 

学生時代の合宿を思い出させるような古典的な部屋。

全体的にかなり年季が入ってますが、掃除はきちんとされているので清潔感はあります。

 

建物自体も古いので、男性が思い切り床を踏み込んでしまったりすると、部屋が揺れます(笑)

 

お隣のいびきが聞こえたりとか(笑)←何かと思った

部屋の快適度合いは、上階や左右の部屋のお客さんに左右されてしまいそう。

 

私が懸念したお手洗い問題ですが、とりあえず洗面台は室内にあるし、どのお手洗いもリノベーション済みで、特に、部屋にお手洗いの無い2階は完全なる個室になっていました。

温泉に見えるけど、トイレの入り口(笑)

右が男性で左が女性。

女性の方は各個室に洗面台付きなので、プライベート感があります。

 

問題ナッシング。

 

 

宿は色々と工夫されていて、飽きずに滞在できるようになっています。

 

ロビーでは、エスプレッソとそば茶が自由に飲めて、売店で売っている地元のポテトチップスやキャンディー、甘納豆も無料で提供されているのも嬉しいサービス。

 

 

個性的でとても味がある宿なので、一度訪れてみる価値はある宿だと思います。

 

夕飯は地の物を使った家庭的なコース料理。

(これは着席時のセッティング)

無理に刺身の盛り合わせを付けることもないのが好印象。

創意工夫が感じられます。

男性には少しボリュームが足りないかな。

メニューはこんな感じでした。

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朝食はブッフェ。

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野菜中心なのですが、これがかなり充実していて、満足度が高かったです。

近隣の食材を使った手作り惣菜がてんこもりで、全種類は食べきれなかったほどでした。

 

朝食だけ食べに来たい。

 

なお、朝は部屋にしぼりたて瓶牛乳(byしんとく農場)が届きます。

小瓶スタイルで飲みきりやすいサイズ。

甘くて普通の牛乳とはまったく違ってました。

 

朝食を食べ終えた後でおなかがいっぱいだったので、一口味見だけでも・・・とか言っていたのですが、結局全部飲んでしまったほどです。 

 

肝心の温泉ですが、結構熱め。

長く入っていられません。

 

隣で1歳くらいの子がお母さんと一緒に入浴していたけれど、

熱いーえーんとギャン泣きしていました。

 

・・・うん、そうだよね。

皮膚が薄い乳幼児にはこの熱さは向かないかも。

 

でも、湯質自体はワタシに合っていたらしく、

1か月くらい一進一退を繰り返していた湿疹が

その後治りました。

 

 

 

 

朝には鹿がそこらじゅうにいるという、ぬかびら源泉郷。

(野良鹿状態です)

 

知床以上の鹿っぷりなので、鹿好きにはたまらないかもしれません。

 

コスパも良いし、味もあるしで、

また来たいなと思える宿でした。