社会の底で生きる者より、零れ落ちる言の葉
ああ、ちくしょう……
立ち直れない……立ち直れない……
こんなのは初めてだ……
空っぽ。自分が今まで必死で裡に貯めて来たものは、実体のないものだったのではないか。
貯めてきたフリをしていただけなのではないか。そんな恐怖に襲われる。
己を支えていたものが、木っ端微塵に打ち砕かれる。
もう、一人では自分を支えきれない。