セブンサーガ ~七つの大罪 赤き竜は憤怒に燃えて~ (電撃文庫)/KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
¥659Amazon.co.jp

【神が死んだ時代。愛する者を守るために悪魔と契約した男の波瀾万丈の冒険を描く。

「裏切りによる破滅」
「子連れの賞金稼ぎ」
「繰り返される復讐」
「強大で愚昧な王」
「果てしなき国家間戦争」
「美しき聖騎士」
「伝説のドラゴン」
「七つの大罪の謎」

神が死に、絶望が世界を支配する時代。
愛する者のため、悪魔と契約した男がいた。
世界を旅し、地獄をくぐりぬけ、波瀾万丈の人生を経験する彼は、やがて世界を救うことになる――。
これぞ王道! 胸高鳴る、壮大なる冒険ファンタジー!!】
(アマゾンから引用)


■ 感想とかネタバレとか

〝イブ〟だから始まりの女だと思ったら、箱の底に残った〝希望〟だった(笑)
にしてもイブの出番すくねーのでざんねーん。
ちまっこい女の子はぜひちまちまと動いていてほしい


燃え盛り殺しつくされた夜に拾った命と一緒にいる男の子の話
外見的にどうやってもお前 職業:盗賊 だろ! と思ったのに騎士を目指しているので不似合いである
なんちゃって騎士になったり、もういちど殺されたり、復讐相手の妹と出会っちゃったり。
イブが途中すっかり消えるので どこ!? だった。女の子成分はあの妹さんでもなんら構わんが(好き嫌いはさておきな!)
表紙の可愛い女の子につられて買った身としてはイブもっと出ていいよ、一緒に協会行ったりお散歩したり起こされたりしてくれていいよ。


途中まで、騎士になろうとすることで父親とつながれて、イブを守ることで母親とつながっていたいのかな、と思ってた
んなわけでもねーのかなーと思いつつ、いつまでもこだわってるので。
復讐万歳だし一切なんら止める理由はないけど、復讐って基本過去向いてるので、それは続けても先にはつながらんとも思ってる。「つながらない」の良し悪しはわたしが判断することではない、強いて言うなら「それがなにか?」なので論ずる気すらないにせよ。


妹さんとダンジョンもぐってるときもダンジョンだったので、ダンジョンなんだよ。うまくいえないんだけど。ダンジョンなんだよ!
なんかこう、かつて挑み敗れた人の骨で軌跡がわかる感じとか、次から次へと出てくる竜とか、後戻りできない道とかが!
なので(イブ出てこないし、おねーさん詰まんないし)さっさと終われーと思いながら読んでた
おにーさん再登場のときは「二の舞だ」と思ったらものの見事に二の舞だった

主人公の盗賊じみた少年はラファエルって名前なんだけど絶対こいつラファエルって名前じゃないよね!! と思いながら読んでた。というが長い。
復讐相手の名前はクルセウスでしたまだ生きてます。1回殺したのに。


金髪の依頼者が女で、復讐相手の身内が妹の時点でさほど先読む気はしていない(笑)
せめてイブとの二人旅なら考えたのかなあ、ほんと他人嫌いっていうか異物が嫌い、3人て不安定な人数だと思っているのでよっぽど上手くないと無理よ!


イラストレーターはまじろ&安彦英二さん!
あーVSの人なのな。あー………(いろいろと事後に納得)