竜は神代の導標となるか (電撃文庫)/KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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【一騎打ちこそ華。騎士たちが操るのは"鉄"の竜。壮大なスケールで描く新たな騎士英雄譚

地方郡主の子カイ。武道はだめだが、頭は回り口も達者。
幼馴染のエレナを許嫁とし、ささやかな領地を継ぐ。
待つのは平凡だが幸せな人生。だが、事態は一変する。
王国軍戦略参謀ウェインが王位を狙い挙兵したのだ。エレナが王位継承権を持つ血筋であったことから、カイは戦乱の只中に巻き込まれていく。
統治者たちは鉄騎竜と呼ばれる巨大兵器を保有している。
地方郡主が太刀打ちできるものではない。だが、カイは違った。
彼には鉄騎竜を超える竜とそれを乗りこなす才能があり!?】


なんか嫌

■ 感想とかネタバレとか


なんでだ
? もうひとりの幼馴染が女の子でも、助手ってか整備担当が巨乳でも、別にいいんだけど、いいんだけど、なんだろ、「あの子はお前らの駒じゃねえぞ」と思ったような、そうでもないような…
女の子見せ場があんまりないからな、牢屋(?)で見せたときくらいだし。

女で遊ぶのも女と遊ぶのも、そんなん女の側だって〝それ〟込みなんだから天秤がとんとんならいいんだけど、遊ばれてると知ってて遊べるほどじゃないよな? とカイのことは思っているのでやめたほーがいいとおもいます… てかだから狭い輪の中でやめてマジやめて胃が痛む

彼女は野望の駒? 別にそれだからって嫌な理由にはならないはずなんだが
なんで嫌なんだろ だって だれも かのじょをみてない からかな
カイは見てなくもないんだけどそれ付き合いが長いからって部分もあるし

ルガールさんとか胡散臭い革命家のお話もであるし
知己と裏切りがたい盟友の話でもあるし
アーロン(仲の良い家の跡取り息子)とかの話をちょこちょこ挟みつつ
ああそうだね人たらし好きじゃなかったかなとも思い至る
どうだっけ 笑っちゃうくらい上手い奴ならいいんだけど上手いなあって冷めてみてしまうとあかんな
ノーゲームノーライフの空の演説のように。他人を扇動する言葉って酔い切れりゃいいんだけどそこまで俺カイのこと評価してねーっつかもっと下手でよかった


胡散臭い革命家は胡散臭いしよく解らんし「ああ?」なのでえもうなんかとっとと死ねばいいんだけどなにこいつ
シギル家も大変そうだしでもだからといって優先順位低いし「どうせカイが勝つんだろ」としか思えず。だってあそこで負けちゃったらどーしよーもなくなっちゃうじゃんあそこで負けてから巻き返せるほどじゃないじゃん!
カイで好きだったのは好きな女の子の前で自分の〝とっておき〟で負けちゃいられないってところだよあれは可愛かった
エレナもっと出番あってよかった
あとなんか名前ださい。いやなんでだろ城の名前とか街の名前とかちっちゃいとこでなんかダサい。
けっこー出だしからさくさく読めてたのになんか一気にがくっと下がった

イラストレーターはクレタさん!