ぼくは〈眠りの町〉から旅に出た (単行本)/KADOKAWA/角川書店
¥1,512Amazon.co.jp

【〝ぼく〟を忘れていた〝ぼく〟は、大切な言葉をすこうしずつ取り戻しながら、この箱庭の世界から飛び出すため<旅の仲間>を求める。
世界に気づく、自分を知る、友を作る。〝それ〟は癒しか、傷となるのか――。 】
(アマゾンから引用)

■ 感想とかネタバレとか

「世界」が明確にならないまま話が進んでいくし、欠けているぶぶんの欠けていた理由で「ああなるほどなー」と思った
いやあ、恐怖心はあるにせよ疲労感の描写全くなかったからね!! こいつらいつご飯食べてるんだろうとすっごい不思議だった
表紙の影響と出だしでなんでか「小路幸也さんだー」と思ってて風船終わってからふと「あれちげえ」と気付いた、慌てて表紙戻ったら沢村さんだった… なんで小路さんと思い込んでいたのか我ながら謎

あだなのセンスに笑ったのはわたしだけではないと信じたい
だって…あまりにも…
リーダー役(視点)の子はまだいいが、フンベツはないだろう
テンネン(好奇心旺盛)とネムリ(休憩大好き)

それぞれがそれぞれで生まれ変わるのかと思ったらみんないっしょだった
導いてきた鳥と4人の役割。いっしょにいることを「忘れない」で、いっしょにいることを「信じられる」のなら心強いだろうなあ
全く羨ましいと思えないのはさておき。もっかい行ってらっしゃい。
ごめんと対になる言葉が出て来なかったり、名前がないまま話が進んだり、不思議に思わなかったことが不思議になったり。
表題そのまま。ぼくは眠りの町から旅に出た。

装画は小野塚綾子さん!