聖剣の姫と神盟騎士団 IV (角川スニーカー文庫)/杉原 智則
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【ラグナの谷に戻ったダークたちは、もう一つの反魂珠を求めて新たな旅に出る。
その行き先は、死霊たちの王国が支配する『皆殺しの島』!!
死霊たちが王と崇める英雄レイドックの霊と会うため、ダークとフィーネは王国の奥深くへと進んでいくが、その直後に死霊の騎士団の襲撃にあってしまう。
フィーネの剣も届かない不死の騎士団を相手に絶体絶命のピンチに陥るダークたちだが、そこに美しき僧侶ロナが現れ―!?】
(アマゾンから引用)

■ 感想とかネタバレとか

ヒエンの出番はいつになるやら


3巻からの続きで、妖精の国に行った目的のひとつは持ち帰ることができなかったけど、次につながる手がかりを手にして終わったので
4巻はその手がかりを元にスィー・ランが記憶を起こしてやっぱりヒエンの船で移動
ベアラーとその弟子ロナ
予想してたわけじゃねーが、ベアラーあんま好きじゃねーな。ただの頑固おやじ。
布教して信者増やしてったらしいけど、あんなんで信者できんの? 
ヒエンは部隊長やってても納得できる。隊員は隊員であって信仰者じゃないはず。

4冊目にしてダークのことがよく解んなくなったぞ!
いや、そろそろ、まあ、もし、ラグナ勢が窮地になって敵勢力に寝返ることになっても、ちっとは良心の呵責を感じるかなあ、くらいにダークも馴染んできた(?)とは思っているのだが
なんでダーク怒ってるんですか解りません…
部隊長のみんながグラジスさん好き過ぎてぶわーってなって自分が自分がってなって単独行動して裏目に出ちゃってるのとか、もろもろ、怒ってるんだろうけど
? なんでダークがそれに怒るんだ? 保身てわけでもなさそう。

「わからねえかな? ちっくしょう、なんでわからねえかな。英雄になれる力がありながら、みんな当たり前のことがなんでわからねえかな!」p222



ダークがラグナの谷で子ども相手にやってたのはTRPGかな… 自信がない
TRPGは、本当、ウィキの概要一文二文程度読んだくらいしか知らん。
ダークは遊びの後半で課金制をもくろんでいた。
ハスターさんは今回お休み。でもハスターさんの国では不穏な動き。
ハスターさんの家も弟も、わたしはどうなろうが知ったことではないのだけど、フィーネが気に病むと嫌だし、ラグナの谷の不利になるのは嫌だし、ダークの足枷になるのも嫌。

イアンとフィーネ。
ああ、単純に戦力か。ダークだけだとフィーネの負担大きいもんな。
ラッセルとイアンを混ぜちゃいけないなって思ったけど、イアンとフィーネも混ぜちゃいけなかった。暴走娘と若気の男って組ませるとあかん方向に走るんだな… ダーク苦労するなー。(他人事)
イアンの「ないと思えばない」には笑った、あれは笑った。いけるのか!? と思わせつつ、結局いけませんよそうですよね、ちらとでも信じてしまった。勢いで信じさせるなにかがイアンにあるとは思いたくないぞ… あとこいつ絶対暗示とかそういうのかかりやすそう。洗脳とか。ラッセル以上に。
ぼろぼろ泣くフィーネ可愛い。ダークの夢にちっさいフィーネ出て来るからびっくりした。あれは2回読み直した。フィーネ好き!

王を守る騎士と、玉座と、侵入者
人間に嫌気がさしたレイドックは島にひきこもり、友人の竜はそれに協力する
さいきん訪れた冒険者と魔法使い
最後に全力で「お父さんなにやってんスか」てなったのでグラジス・エストールのお嬢さんには頑張って頂きたい所です… しかしこのお嬢さんも大概お父さん(団長)大好きだよな、こだわっているというか。

イラストレーターはNidy‐2Dさん!
どこに書くべきか迷ったけど角川スニーカー久し振りに買ったら、というか見たら、角川スニーカーって解んなくなったので、慣れるまでもうちょいかかる
紙質も変わってね? 前はもっと新潮社的に安いような紙で、背表紙もどれかの色が一色だったはず… ファミ通と間違えそう…


聖剣の姫と神盟騎士団 III (角川スニーカー文庫)/杉原 智則
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