聖剣の姫と神盟騎士団 II (角川スニーカー文庫)/角川書店
¥630Amazon.co.jp

【ダークとフィーネによる“二代目”聖剣団の活躍で、つかの間の平和を取り戻したラグナの谷。しかし、水面下ではカーラーン軍の新たな刺客が谷に潜入し、密かに活動を開始していた。ダークが偶然知ってしまったその驚くべき作戦とは!?
時を同じくして、フィーネの耳に初代聖剣団メンバーの“竜殺し”ラッセルが谷に戻るという知らせが入る。だが、帰還したラッセルの周りには夥しい数のカーラーン兵がいた――!?】
(アマゾンから引用)


■ 感想とかネタバレとか

ダークかわいいな

正統騎士のラッセルが出て来るんだけどラッセルをラッセルと読みながら、ラッセルってラッセルぽくないよね? なんか思い出すんだけどなんだ…?
最後の方で「ラッセンだ!!!!」と自分の中で物凄い納得した。クリスチャンラッセン。
あと凄いどうでもいいことにどうでもいいことを上塗りするけどラッセルラッセル書いてたらソーラン節思い出した。
ラッセルってなんかわたしの中で名前と作中の人物像が一致しない!
フィーネは可愛いからいいんだよ可愛いから。スィー・ランもヒエンもそんな感じ。
あとすぐに出て来るのはベアラーくらいなんだけどあのおっさん(確かおっさん)は熊っぽい…か? なので保留にしとく。


P144とかぜってー拗ねてるだろお前(笑) となりながら読んでました、ダーク可愛い
よくよく脅迫される男である、もけっこう好き
カーラーンにいたころの上司のハスター・エンデコさん登場
蛇の使い手で巨乳で一見敵で最後まで敵なんだけどこれからどうするんだろう? という立場の人
ログエル国の王子さんもどうするんだろう… 目に余る失態なんだけどどうやって態勢立て直すのか、敵なので立て直さずにそのまま自滅してくれてもいいのよ(希望的観測)



(いまわかった。こいつは、あほだ。正真正銘、掛け値なしの、無双の、この世で最強の、天翔けるあほだ)p157
も好き! そうだろうそうだろうダークアホな子っていいだろう、ちらとでも「いい」と思ったらいろいろ諦めも付いたりしませんかね! なんかね! うっわ思っちゃった…とわたしはへこんだがね! 認めるとまあ楽だよね!
正真正銘の掛け値なしの無双のこの世で最強のあほが、自分に信頼寄せきって笑いかけてるのなんて、耐えられないだろう。
といっても2巻だとまだちゅうぶらりんで、ハスターさんも出て来るからあっちに寄ろうかこっちに留まろうか迷い中。
ダークはそういう立ち位置だし、そういう考え方だし、ゼスのことをなしにしてもフィーネを裏切って向こう側についてもなんら不思議じゃないし怒りもしないんだけど。
おやっさんの真相隠されてて怒るくらいだからもう無理じゃね? と思ったりもする。

ラッセルは黒魔術で洗脳され向こう側
親父さんの体だけでも奪い取ろうとする二勢力はダークに翻弄され
フィーネの家探しをしたダークは逆に墓穴掘ってる気がしている
カーラーンのエルドラン国王のエピソードがいちいち怖くて嫌だ
団長の奥さんのエピソードあったけど「お前それはやっちゃったなー」ってなるので楽しかったです、いやもう見事にまさに「やっちゃったね」としか言えない。
変な縁といえば変な縁。

ダークとフィーネが予想外に可愛くて
1巻だとグラジスの親父さん中心の団かと思ったら2巻でもそうでもないことが解った
勢いで3巻読んで4巻を買うにまで至ったのは結局〝兄妹〟だったのも大きい

イラストレーターはNidy-2D-さん!


聖剣の姫と神盟騎士団I (角川スニーカー文庫)/角川書店(角川グループパブリッシング)
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