白銀のソードブレイカー ―聖剣破壊の少女― (電撃文庫)/松山剛
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【世界の調和を保ち、力と平和の象徴とされる7本の聖剣とその使い手『剣聖』。
家族を皆殺しにされた過去を持つ傭兵レベンスは、仇を探すあてなき旅の途中、その『剣聖』の一人の警護を請け負った。
しかしある夜、彼らの前に小柄な少女が現れる。白銀の髪をなびかせ、その背丈にそぐわぬ大剣を操る彼女はレベンスをあっさりと退け、それ以上の腕を誇る剣聖をも討ち取り『聖剣』を強奪した。
剣を交えた際、一瞬かいま見えた“映像”に家族の仇の姿を見たレベンスは、その白銀の髪を持つ少女を追うが――!?
一夜にして“世界の敵”となった少女と、復讐に生きる傭兵が織り成す、剣の絆の物語。】


なんだこれ

■ 感想とかネタバレとか

さっくさくー
のお話なんだけれど、いや剣聖弱すぎじゃね、冒頭から殺されてるよ? と首を傾げるスタート
傭兵レベンスが復讐の相手を探している中で、
カモられてるちっこい女の子を助けながら剣聖殺しの片棒を担ぐお話
なんだけども。共犯なのでお兄さん。お兄さん… 人探しするときって「なんでそう行き当たりばったりなんだ?」と思うけれど、お兄さんなにをしてどこをどう旅してたんだろう。
あのお兄さん、妹とエリザを重ねる回数多いわなあ。(ご両親を思い出す回数に比べてなんたる差よ!)
いや別にわざわざご丁寧に毎度毎度〝動く〟理由を書かなくてもよいのでは… そんな… 妹とのエピソードもそんなに入らないし主軸に関係ないのに…。
お前の動く理由なんかどうでもいいので頑張らなくていいよ?
エリザも戦闘以外だと「あざとい。これはあざとい!」という可愛さだった。

さくさく進んで、さくさく殺すよ! いくら病弱でも疲れていても教え魔でも曲がりなりにも剣聖なんだから無敗でいてほしかったし、仕留めてないのに油断するなんて初歩中の初歩だろう。
剣聖が全員女の子なのはもはやさておけるのでさておき、もうちょっと踏ん張れよ剣聖。
ルドベキア、ロサ、ドラセナ(今回殺した剣聖3人プラス病弱)はそれぞれ剣の名前に体の一部が入っているので、多分なんらかの関連性がある…はず。

呼べば来る剣、剣聖たちのなれの果て、復讐の相手と、助けた回数。
よくよく戦闘してるけど突っ込んでるだけで毎回同じ戦い方

イラストレーターはファルまろさん!
巨乳は好きだよ。確かに好きだがね。このイラストで実際に揉んだら手に余りそうだし(いやそれもそれで好きなんだが!)、この形はないだろって思っちゃうんだよ、夢を見るのは自由だが現実に則した夢を見たいんだよ!!
巨乳は大好きだが谷間見えない方が想像できて楽しいんだよ。脱がすから服を着ろ。