螺旋のエンペロイダー Spin1. (電撃文庫)/上遠野浩平
¥599Amazon.co.jp

【私は自分がそこまで凄い存在だとは思ってなかった。ほんのちょっと常人とは違う特殊な能力があるってだけで。仲間たち皆で競いあって才能を磨いていこうって。でも、あいつだけは違うのかも。控えめな癖に、妙に強気で頑固で根拠不明な奇妙な男子、才牙虚宇介だけは…。
世界からすこしだけ逸脱した少年少女たちが集うNPスクール。
統和機構の監視下のもと自らの置かれた危険な立場を知らずに無邪気な遊戯を続ける彼らに紛れ込む謎――エンペロイダー。
それは虚空の王にして螺旋の支配者。
世界の未来も過去も、希望も絶望も、勝利も敗北も、すべてを制覇するという存在が影を落とすとき、子供たちに迫るのは輝ける将来か、崩壊の足音か…。 】
(アマゾンから引用)

よくわかんなかった

■ 感想とかネタバレとか


と思ったらほかの作品とつながっているらしいので、これだけを読んでも「え? だから…?」となる
「統和機構」がどーのこーので、特殊能力(能力名はみんなカタカナ)を持った学生たちが「塾」に集まって監視し合って競い合って潰しあって外で狩り合う
やる気の見えない才牙兄、人の興味の度合いが見える子、虫を操れる子、お姉さんが行方不明の子、痛みを反らせる子、静電気とか暗闇とかいろいろ。狙撃担当と落ちてくる子もいたな。
これポケモンみたいに属性別にできるだろうけど、カタカナでそれっぽい名前がついてたので、その時点で「うわあ……」だった。
既に冒頭で「うわあ……」だった。酔ってる感がやべえ。 わたしは酔いきれなかった。

登場人物多いわ、誰が主役なのかよう解らんわ(才牙兄かと思えば、兄はどうやら妹を警戒している)
フェイ先生は意味深な言葉とフラグだけ立てる
新入生は独自の理論を立てる
能力と本人の性質には深い関係があるっぽいことを言っておきながら自分と能力は「無縁」だと言う
そもそも発端は才牙兄妹の父親
なんなんじゃー

じんぱちくんがよく動いていらっしゃった、あいつ能力的に防御だが
なんだ 早死しそうで怖いぞ、いつも誰かしらかばってたし
能力吸い取られるとか覚醒とか意味わからん
あと街中ではやめてください虫の大群とかスズメバチはやめてください
伏線(?)ばっかでよくわかんない。狩りに行ったら狩られた。

イラストレーターは巌本英利さん!