ロードス島戦記―灰色の魔女 (角川文庫―スニーカー文庫)/水野 良
¥580Amazon.co.jp

【30年前の魔神との戦いの傷も癒え、平和の続くロードス島に、新たなる戦乱の兆しが現れ始めていた。
暗黒の島マーモの皇帝ベルドが、カノン王国を攻め滅ぼしたのだ。
しかも、彼の背後には強大な力を秘めた謎の魔女、カーラの姿があった!
その頃、辺境の村ザクソンの青年パーンは、己の正義感の赴くまま、神官のエト、ドワーフの戦士ギム、魔術師スレインらとともに、故郷の村を旅立とうとしていた。
自分の前に立ちはだかる、大いなる運命も知らずに…。 】
(アマゾンから引用)

■ 感想とか色々


だって、魔女って、言うから。

ドワーフのギム、ハイエルフのディードリット、魔術師のスレイン、剣士のパーン、ファリスの神官エト、盗賊のウッド・チャック
ギムは恩人の娘を探しに、ディードリットは成り行きで、スレイんはパーンに誘われ、エトはパーンの幼馴染なので、パーンは…なんだ、腕試しか、父親の死の真実を探りにか、剣の腕で成り上がりたいのか。ウッド・チャックは情報と引き換えに仲間になって一緒に儲けようぜ。

パーンは村にゴブリン来そうなので倒そうぜって村人に言ったのにやる気ない上に父親のことを持ち出されたのでキレてエトと一緒にゴブリン退治して死にかけてる
村長さんが事前にスレインに助けを求めたのでなんとかセーフ
友人であるスレインの家にやってきていたギムもお手伝い
旅先でチンピラに襲われているように見えたディードリットを助ける
なんやかんやでウッドさんも入れていろいろ倒しに行く

さくさく進んだ
名前が(笑) なんか… パーンとか何度見てもパーンだからせめて濁点…!!!
傭兵王のカシューも、カシューナッツかお前…!! となってしまっていかん
ウッドも木だし(いや木じゃないけど)、スレイン・スターシーカーの「星探し」もあっさり見つかったので! なんだ! わたし結構半ばまでディードリットとスレインだと思っていたよ! でもそういえばディードリット助けたのパーンでしたね!!!!

白でも黒でもなく灰色のままの世界にしようとする魔女カーラ
白銀の騎士に憧れたパーンと不名誉な鎧
ここらへん、あっさり王さまがパーンを騎士に叙すので、いいのかなあ、と。試練はあるにせよ。
個人的にはウィザードリィを思い出した、本当にRPGみたいに進む(笑)
ボス倒したり、クエスト達成したり。
ウッドさんは鬱憤溜まっていたけど、ディードリットだってけっこーな冷遇じゃなかったか。

リアルタイムで追いかけてれば「で、どれが最初?」もないんだろうなー
カーラ倒したあとはそれぞれの道へ
ウィキが充実してる!!! すげー。

イラストレーターは出渕裕さん!